『大日本史料』 12編 38 元和七年六月~同年十一月 p.345

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に吟、石はしる瀧の音に調を合せたるは、廣長舌におなし、前には海上まん〳〵として、霧に, まりぬ、戌のとき計に、しる人尋來て、かたりて、其夜も更ぬ、あくれは、, すきて、清見かせきに至りぬ、寺にのほりてみるに、後は山高聳、岩松無心といへとも、山風, 又山の戴よりけふりのたつをみて、寄富士思といふこゝろを、, 此歌も、夢をみしまの心にや侍らん、とかくまきらはして、蒲原の里に着、また日高けれと, も、けふはかせのさはきもくるし、行衞もおなしたひのやとりならんかしとて、此里にとゝ, 我思ひいさくらへ見むふしの根のけふりはたえぬひまやありなむ, とする人のいふ、此山を都の邊におきて、我かおもふ人々に見せてなと戯て、かくなむ、, 廿六日、天快晴、風靜なり、きのふの空ににす、かん原をたち、由井のしほやはる〳〵の〓を, ふ、この山を見れは、白雲山をかくさむとすれとも、はるかのすそのにたなひき、雪一むらの, かせ少靜る程に、此宿を出て、ふしのすその河のほとりに着ぬ、わたし守、はや舟にのれとい, 高き事はめも及かたし、時の間に色〳〵にうつりかはる景氣、詞にのへかたし、おりふし友, おかしく思ひて、此まきれに、やう〳〵、うき嶋か原を過、吉原の里に着、しはらく休息して、, 見ても又またもおもひをするかなるふしの高ねをみやこなりせは, 由井, 蒲原, 清見寺, 吉原, 富士山, 元和七年九月二十二日, 三四五

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  • 由井
  • 蒲原
  • 清見寺
  • 吉原
  • 富士山

  • 元和七年九月二十二日

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  • 三四五

注記 (21)

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