『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.391

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に、彼等を生存せしめ、牢内の他の大なる苦難を克服するに充分なる體力を持續せしめ, 裸の状態に在り、寒氣の爲めに感覺を麻痺せし程なりしが、此の彼等の享けし寒氣の他, の述べし處に盡くるも、無きよりは勝るとも言ふべき僅少さにして、身體を壯健に維持, するには不充分なりき、混り氣無き水のみを用ひて柔げたる黒き冷えたる飯、之のみは, 言ふを俟たず、此等の物こそ彼等の食卓に毎日供せられし食物の總べてなりき、其の他, く凍え切り、生きんとする足〓と身震ひの他は、身體の感覺を失ひし程にして、猶ほ熱, に、猶ほ雪の彼等が圍の柵の互に隔りたる間隙を通じて獄中に達する事ありたり、フラ, は〓に述べたり、パードレ・スピノーラは、寒氣に凍える事屡こなりしが、一度はいた, 束の間の愉悦なりし鹽漬の鰯二尾、得體の知れざる草、野菜、乃至赤き小蕪の茹でたる, をも帶びたり、通常の食事は如何と言ふに、味は言ふに及ばず、量はパードレ・カルロ, き、胃を動轉せしめ、苦痛を與ふる野蠻なる物にして、其の味覺の厭ふべく惡しき事は, イ・アンブロージョ・フェルナンデズが、體温は元より消化の力を消耗して凍死せる事, 物の入りたるスチル, すら、番士等の内には見出し得ざりき、デウスの下僕等の衣服は粗末にして、大抵は半, と呼ぶ黒く不快極り無き煎藥風の物、そは見るだに混亂を招, ○汁ノ訛, ナリ、, 鹽漬ノ鰯, です凍死ス, 冷飯, ふえるなん, 食事ノ僅少, 凍傷, 雪, 汁, 元和八年八月五日, 三九一, 汁

割注

  • ○汁ノ訛
  • ナリ、

頭注

  • 鹽漬ノ鰯
  • です凍死ス
  • 冷飯
  • ふえるなん
  • 食事ノ僅少
  • 凍傷

  • 元和八年八月五日

ノンブル

  • 三九一

注記 (28)

  • 307,701,57,2213に、彼等を生存せしめ、牢内の他の大なる苦難を克服するに充分なる體力を持續せしめ
  • 1703,695,59,2231裸の状態に在り、寒氣の爲めに感覺を麻痺せし程なりしが、此の彼等の享けし寒氣の他
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  • 894,694,57,2225するには不充分なりき、混り氣無き水のみを用ひて柔げたる黒き冷えたる飯、之のみは
  • 425,699,56,2224言ふを俟たず、此等の物こそ彼等の食卓に毎日供せられし食物の總べてなりき、其の他
  • 1237,696,58,2233く凍え切り、生きんとする足〓と身震ひの他は、身體の感覺を失ひし程にして、猶ほ熱
  • 1590,696,57,2226に、猶ほ雪の彼等が圍の柵の互に隔りたる間隙を通じて獄中に達する事ありたり、フラ
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  • 1467,699,56,2227イ・アンブロージョ・フェルナンデズが、體温は元より消化の力を消耗して凍死せる事
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