『大日本維新史料 編年之部』 2編 5 安政1年2月24日~同年3月5日 p.212

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)の, 所あり、この睨合をもどかしくや思ひけん、彼等は砂を蹈み付け、又之を握みて背にまき, 然り、實に彼等は恐ろしき牡牛の如く、其天性のみならす、擧動形容迄も痛く之に似たる, 足を蹈出して確固に構ひ、體を曲け頭を下けて攻撃に當るの状を爲せは、他の一人ば直に, この時行司の合圖に依り、二人は土俵の上に見はれ、徐に其中央に歩みて、茲に數尺を距, 散らし、或は掌、腋の下等に〓りつけ抔したりしか、今や互に體を沈めて眼を相手の擧動, 次は前と少しく異なり、行司は又二人を呼ひ出して、先つ一人を土俵に上せたり、彼は一, てゝ相對し、暫時睨み合ふ樣を見るに、體格は飽迄發達し、眼光凄しく、今にも暴〓の業を, 現はさんとするの状は、血に〓きたる猛獸の如く、如何にしても人間とは思は、れさる之、, 頭を沈めて〓然し、暴牛の如く衝き當るを、這方は岩石の如く之をうけ留むる之、之を屡, きたり、, はして遂に一方は額より血の出つるに至りて已む、この野蠻にして見るに堪へさるの行, 振て相手を投出さんともかく状は、筋骨高く上りて偉大なるヘラキユール(, の一方は地響きして倒れ、是によりて勝負定りしかは、負けたる者は助けられて土俵を退, 彫像を見るか如く、血脉膨脹して滿面朱を濺き、胸腹の動悸波の如くなりしか、遂に相手, に注き、〓然立ち上り、牛をも壓し潰す如き勢にて衝き當り、組合ひ、あらん限りの怪力を, スの勇士, 古代グリー, 安政元年二月二十六日, 二一二

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  • スの勇士
  • 古代グリー

  • 安政元年二月二十六日

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  • 二一二

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