『大日本維新史料 編年之部』 3編 1 安政5年1月 p.42

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るには候はす、とこまても元來の正論を、おし立給はん事こそ、慶喜等迄も願はしく存し, を得て大坂城を借り給はん、或は蝦夷地一圓に領し給はんなと、忌憚の僻目より見たらん, には、不軌反亂の御陰謀もある事のやうにおもふへきは必定なり、御忠誠の御赤心をのみ, 奉れ、されは兩人の參りし時も、此筋もて論らひ給はんには、誰もさこそと恐れ憚る迄に, 神のつきたるには候はすと、理を盡して御熟諫ありしかは、流石の老公も、理に責られて, て、何事も候ましきに、人嚇かしの暴論を發し給ひ、御相談の旨に悖〓らセ給ふ而已か、此, 返し給ふ御辭もあらセ給はす、遂には我過てりとそ仰ける、卿又御過ちとおほしつかせ給, ふ上は、御過ちのまゝになし置るへくも候はねは、備中守初へ、御取直しなくてはかなひ, 初諸有司の中に、嫌疑なしとは申難きに、數百萬人を引率して、渡海し給はん、或は百萬金, 爲、御身の御爲に、此事を患ひ思ひ候へは、顏色を犯して申上奉るなり、夷狄を恐るゝ臆病, の御咎蒙らセ給ひしも、御寃罪とは申條、嫌疑に觸れさせ給ひし故とそ承る、さらぬたに、, 頼ませ給へと、讒奸〓邪の寃枉は、如何にして免れ給ふへき、慶喜は天下の御爲、御家の御, 父上の御事は、世の人も事を好ませ給ふ如く、思ひいふなれは、まして在廷の人々は、閣老, 候まし、こは畏しこけれと、慶喜に任せ給はゝ、兎も角もよろしからんやうに、はからひ候, 方より仰られる事を、かへさへ仰せ立られたるは何御事に候や、疇昔甲辰の年に、大家, 齊昭諫言ヲ, 容ル, 安政五年正月二日, 四二

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  • 齊昭諫言ヲ
  • 容ル

  • 安政五年正月二日

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  • 四二

注記 (19)

  • 1873,642,76,2218るには候はす、とこまても元來の正論を、おし立給はん事こそ、慶喜等迄も願はしく存し
  • 1065,630,77,2224を得て大坂城を借り給はん、或は蝦夷地一圓に領し給はんなと、忌憚の僻目より見たらん
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