『大日本維新史料 編年之部』 3編 3 安政5年3月1日~同月20日 p.349

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と朝議を定められんこと〓仰懇望の至に堪へす、, れさらん、此使節發遣は、内に軍備擴張の期を得て、外に諸蠻の形情を知るの便を受〓、全國の人心を一新し、士氣, を振作するには必要の擧なるも、非常の御英斷を以て、關東え御沙汰あるに非らされは、決して行はれさるへし、屹, ひ、萬里の波濤を凌かんとするも運轉に拙く、諸蠻の笑を招き、却て御國辱と成るへし、殘念なからも墨國より、大, るへし、彼を知り己を知るの後に於て、外國の處置を熟圖するに非らされは、恐らくは井蛙の陋見に陷るの譏を免, しむ可し、使節の船は、我國の船を用ふるは御國禮上宜しく願はしき事なれとも、大船もなく慈に千石船なとを用, 船を借受〓、蘭人に案内者を申付くるより外に詮方なし、此使節巡廻の間に於て、軍備を躊躇せすして著手し、預め, 戰爭の用意を爲すを以て專要とす、而して使節歸朝せは、是に於て公武相揃ふて大評定を開き、和戰を決せられ然, より副使一名、隨從四五名、三家・家門、國主大名より、各隨從二三名發遣仰附られ、諸蠻の形情を視察せしむへし、, 一前條の應接に及ふも、墨國の使節強情を張り、是非とも條約を結はんことを申募り、再三再四應接の末、彼より傲慢, 此使節の巡廻は、少くとも三ケ年以上の年月を要し、國々の模樣は書取を以て蘭船に托して、朝廷と柳營に言上せ, 々あらは之を辯詰し、彼をして軍船・大砲の鬼面を〓き、下田條約の儘に据置くことを承伏せしむる樣に仕掛くる, も、皆貴國の芳志に浴する所なり、修好通商條約の如きは、我か使節歸朝の上之を商議せんとす、今姑く貴國の待た, 墨國と應接し、我か言に承服の上は、速に使節發遣の事を彼の使節に達して、朝廷より正使一名、隨從四五名、柳營, の大船一艘を貸し渡さんことを、今や海外萬里の旅行を催ふし、貴國始め歐羅巴州の國々を巡視することを得る, 右は誠に要領にして、此外類を推し理に據り、諄々と温和に應接し、猶墨國の應答言語中に、前後矛盾し不信義の廉, 、と肝要なり、, んことを望む、, 答禮を行はさるは是れ恭敬を缺くものなり、是故に我國より速に使節を貴國に派遣せんとす、願くは貴國より堅牢, 安政五年三月十四日, 三四九

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  • 三四九

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  • 308,705,47,926と朝議を定められんこと〓仰懇望の至に堪へす、
  • 497,699,56,2176れさらん、此使節發遣は、内に軍備擴張の期を得て、外に諸蠻の形情を知るの便を受〓、全國の人心を一新し、士氣
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  • 972,697,55,2170しむ可し、使節の船は、我國の船を用ふるは御國禮上宜しく願はしき事なれとも、大船もなく慈に千石船なとを用
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