『大日本維新史料 編年之部』 3編 3 安政5年3月1日~同月20日 p.356

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推量する所なり、惟々非常の御英斷を以て、速に仰出されん、とを〓望す、, の更張は尤困難なるへしと思考す、依て急に數千萬兩の通貨を増鑄して、大小名の疲弊を救助せされは、軍政の更, 通せしめ、全國の會計をして潤澤ならしめは、各地とも軍備整頓は意の如くなるに至らん、, り、目下流通の金高は、一千萬兩と聞〓り、今や軍船始め運漕船の製造より、兵糧器械の用意を爲すに當り、僅に一, て金銀札を製造して、天下に流通せしむるの經畫を爲すへし、金銀札製造の上は、朝廷始め柳營の費用を辨し、大, 張は決して望む可ムらす、去迚數千萬兩の通貨を増鑄する」とは一朝一夕の業に非す、已むを得す一時の權道を以, 千萬兩の通貨にては、迚も引足り申さゝる」と明瞭にして、殊に近年に至り、大小名とも會計疲弊の餘を承〓、軍政, 小名も家格・祿高に應し、夫々御貸し下〓相成、從前の藩國限りの銀札・錢札・米札を禁止し、金銀札を以て一般に流, 一非常の大變革を行ひ、御國威擴張の基を建つるも、金貨通貨の力を假るに非らされは何事も爲す、と能はさるな, の如き大事件にして、輙く承諾せんとする内情を推量すれは、彼か軍船・大砲に恐怖する而已に非らすして、金銀に, 後醍醐帝の御時に、金札製造の御例あり、又唐土にも金札と正貨と交用し、或は金札のみを通用せし先蹤あり、今や, 富める墨國と貿易を行へは、運上の利盆莫大なりとの事に垂涎し、柳營の會計に餘潤を得んとするか故ならん、通, の聖意を知らしめんこ、とを要す、關東の諸役人に於ても、此新法は異議なく施行すへし、其譯柄は墨國要求の條約, 貨を増殖することは元より好む所なれは、金銀札製造の新法ば決して故障を申立てさるへし、是は普通の人情より, 念佛の餘暇に軍法を練習し、非常准備に僧軍編成の心掛を爲さしむへし、, 國事多端の際なれは、太政官符を以て金銀札製造の事を仰出され、遍く天下をして、一時全國の疲弊を救濟し給ふ, 換の期を〓る可からす、一たひ信義を失へは、天下の人心歸服せす、因て金銀札通用の期間に、佐渡なり、生野なり、, 一發行の金銀札は、三十年又は五十年を期して、金銀の眞貨と引換らるゝを要す、信義は天下の至寶なれは、必す其引, 第五國貨融通の事, 安政五年三月十四日, 三五六

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  • 三五六

注記 (21)

  • 395,687,44,1414推量する所なり、惟々非常の御英斷を以て、速に仰出されん、とを〓望す、
  • 1382,701,50,2171の更張は尤困難なるへしと思考す、依て急に數千萬兩の通貨を増鑄して、大小名の疲弊を救助せされは、軍政の更
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  • 1572,700,48,2154り、目下流通の金高は、一千萬兩と聞〓り、今や軍船始め運漕船の製造より、兵糧器械の用意を爲すに當り、僅に一
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  • 1287,696,49,2174張は決して望む可ムらす、去迚數千萬兩の通貨を増鑄する」とは一朝一夕の業に非す、已むを得す一時の權道を以
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  • 1098,697,47,2177小名も家格・祿高に應し、夫々御貸し下〓相成、從前の藩國限りの銀札・錢札・米札を禁止し、金銀札を以て一般に流
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