『大日本維新史料 編年之部』 3編 5 安政5年4月11日~同月25日 p.450

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故、右御役付の御禮御役方廻勤を仕廻ひ、當番一ツ勤めて直樣不快の達をして引籠た, り、馬も不繋、婢僕も使はす、如元折角内職して御役高を其儘に貯たり、扨九十日餘り, 發見せる如く、痛く天下の御爲に心を用ひらるゝ本性故、かゝる御席に參會ありても, へさりし故、先ツ此處より取直さてはと憤發して世の並に對客の御逢のと權門の趨, を以て權要へ賄賂して漸く御使番に役付せり、公儀こあは病氣百日以上に及へは、, 搖する勢にて、當前の事機に於て支吾せし故、止事を得すして當役へ轉せしなり、久, ず心を披て討論に及はれ、大家諸局の情状、諸〓の議し及はれぬ所々にも熟達せられ, て、大ニ御示談の裨盆ともなれるとそ、此人の師質に語られし事あり、余は三州御譜代, になりたる所にて出勤し、當番一ツ勤めて又引きたり、此時は世間にても彼是申、親, 敷閑散の地におくへき人にあらすと品評せられし程の人傑なれは、往々の書面にも, の事なれは、若き時より何卒一ト廉の御奉公をと志しは立たれと、如何にも貧究に堪, 長病の名目にて退役の内願も出すへき御作法なれとも、百日未滿は何の指支も無事, 走はせす、只管に〳〵傘・挑灯を張て内職とし、辛らくして少々之資本に有付し故、夫, 類共にても忠告する者抔もありしかと耳にも懸けす、又九十餘日にて出勤し、當番一, ソ勤めて又引きたり、此度はあきれて何といふ者もなく、いつれに御沙汰にもなるへ, 安政五年四月二十日, 秘話, 忠徳ノ出世, 職ヲ得, 賄賂ニヨリ, 四五〇

頭注

  • 秘話
  • 忠徳ノ出世
  • 職ヲ得
  • 賄賂ニヨリ

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  • 四五〇

注記 (21)

  • 695,753,65,2110故、右御役付の御禮御役方廻勤を仕廻ひ、當番一ツ勤めて直樣不快の達をして引籠た
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  • 1856,747,61,2112搖する勢にて、當前の事機に於て支吾せし故、止事を得すして當役へ轉せしなり、久
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