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皆強剛のみにも候はじ、壹人うたるれき、三人にけ、十人打たるれは百人にけ, 儀等廢する事なく、爰には何事も無き樣に、りさと致し置候はゝ、下が下迄も, す、兼て備置たる御臺場の筒も打事ならす、却て異人の盆となりぬへし、向後, 奉存候、よしやかく迄きならすとも、此度の如き狼狽にてき、よき謀も行はれ, もし異船を海へ乘込候とも、上たる所の御役人猶更泰然として、朔望之御祝, き、此方百人あらは、敵貳百人餘を打取る事、手をかへすより安のるへし、異人, 人に當ると申譯には無之、中々爰にて相用ひ候十匁六匁の筒大炮の間に用, 工み有程も難知とて、密に異人とも心中ニ疑ひを生し可申、左すれき此國の, 十分の勝利にも候得き、其時は縱令交易せんと合戰せんと、思ひの儘に可成, るは必定、其時軍船を乘取事安かるへし、いつれにも不敗必勝之謀こそ肝要, ひ、近寄敵をすかし打ニなしたらは、十玉十人百發百人を害し、異人とも恐怖, 又合戰に成候とて、左のみ恐るゝ程の事も候間敷、異炮とて十發十人百發百, 許し有之可然歟、何事も先方思ひよらぬ所ニて先を取候得き、此上如何樣の, して退くへし、いか程異人能炮を打候とも、十間に十發とは被打間敷、其節は, 煙立おふひ、ざんし双方とも見へ分さるへし、其内に船を寄異船へ乘込戰ひ, ブモ恐ル, ヽニ足ラ, 開戰ニ及, 嘉永六年七月, 七七五
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- ブモ恐ル
- ヽニ足ラ
- 開戰ニ及
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- 嘉永六年七月
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- 七七五
注記 (20)
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