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申、海岸に立すくみ、敵艦を見なから打べきの度をはつし、あくびのみして居, 之、萬一爭戰にも及ひ候得き、海岸警衞之人數き、敵の的となりて、大炮一發に, るものが、いさ打拂へと命ありとも、其時物の用にき立申間敷、又糧米にも困, て十人廿人損し可申、左すれき、其餘の士卒き、見逃聞おぢして失ふへし、異人, 彳み、空防爲すにき不及、いさと申さは、出て戰へと仰あらは、勇氣も盛に成可, もかく御固メの有事をもさとり、折々津々浦々渡來して驚かし、諸〓其都度, 敵を的打にしたらん方猶可なるへく奉存候、何事も此方の了簡謀き更に無, 右之筒を授け、蘭語を以て調練なと致し候は、日本人をして黒白の夷人に爲, に皇國の恥辱と申へし、夫より拙くとも、我國常用る所の六匁十匁筒にて、, 仰付、いつ何時打拂候とも、間に合候樣致し置、異船の帆影見ゆる度ニ、海岸に, に至りて、事を謀らんと爲すならん、されき此方にも御固メき兼て嚴重に被, 窮し、凍〓するもの少なかるまし、よしや上陸せしとて、何程の事仕出可申、浦, すに異ならす、殊に何事も先法の眞似を爲す樣にてき、異人に笑りるゝは、誠, に授け候筒にて、誠に闇夜打之筒にて、甚不辨理之品ニふ、然るを尊き日本に, 々々の空防に人數を勞し、國の費弊と計なり、且人心疑を生し、國の衰微の時, 實備ヲ主, トスベシ, 嘉永六年七月, 七六九
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- 實備ヲ主
- トスベシ
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- 嘉永六年七月
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- 七六九
注記 (19)
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