『大日本古文書』 幕末外国関係文書 52 文久1年3月 p.165

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して、固く人心に結ふれ、外國の交りに習ハされは、假令前條の患なしといへとも、變通の, 沙洲多く、外國人の舶を容るゝに便宜ならさるよしにて、亞國公使トウンセント・ハルリス, するの餘り、如何樣の變を釀しなさんことも又はかりかたし、尤新潟港の儀は、その港口に, ひそめて痛くこれを憂ふるに至れり、人情既にかくの如くなる時は、人毎に後來の利盆ある, 營むへき約を見てハ、その期の既に迫るを以て、此上又一〓の患害もあらんかと、諸人眉を, 政法に安んセしめんこと尤容易からさるに、右等の弊害既に國内に遍ねけれハ、兼る觸示セ, 古への法度に立〓らんことを願ふものあらんとす、抑鎖國の政行れしより、その習ひ俗に成, 富の家に至るまても、今は貿易を快しとせさるもの多く、殆んと先年禁を弛めしを追ひ咎め、, を曉して、暫く現在の憂苦を忍ハしめんことハ、政府の威力といへとも甚處置しかたく、ま, その弊を蒙れり、蓋外國に輸出するのもの夥しく、我邦に輸入するの品稀にして、物價日を, して近きに狎れて遠きを計らさるは愚民の常なれハ、強てこれを遂んとせハ、遂に人心に激, し條約第三條中に掲るところの、兵庫・新潟港を開くことゝ、江戸・大坂に外國人の商業を, 遂て貴く、小民生業を遂かたきの餘りより、動すれは咎を貿易に歸して、怨念漸く起り、貴, 事實にあらわるゝもの、兼て期せしところにたかひ、いまた其利あるを見すして、庶民既に, 文久元年三月, 一六五

  • 文久元年三月

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  • 一六五

注記 (16)

  • 1000,413,46,1694して、固く人心に結ふれ、外國の交りに習ハされは、假令前條の患なしといへとも、變通の
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