『大日本古文書』 幕末外国関係文書付録 1 (附録之一) p.419

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除ひ、主從七人, 行過ぬ、抑々火烟山は、各地其脈あり、此山脈は、東察加より野作に連り、奧羽を, け見れと、復又見へす、山神何門戸を張の甚しきやなと諧謔しなから、山下を, 掲く、碓氷嶺を超ゆ、恍惚として夢を荷はる、追分に抵れは、午時前なり、羅盤を, するに、寒氣猶強けれは、斐三郎と共に、江都にて所謂中酌の類の濁酒を沽ひ, 歴て、上州に達し、草津伊かほを過て、淺間ニ抵り、芙蓉に連なり、箱根に及ひ、又, 歡を盡し、今日の勞を慰藉して皆寐ぬ、斐三, 急に呑て飯を食ず、已に發して、寒風倍甚し、外套の外更に〓絨雨套を蒙し、頭, 以て子午線を閲し、昨日の正せる所いかニと細視するに、三針午正に合せし, 六時の後、司農の駕先〓發するを見て行に就、天色猶暗、提灯を輿の左右邊に, 度淺間山下を過れと、一度も山頂吐雲烟の形を見す、今次は看んと輿簾を掲, 許多の温泉を造化し出して、伊豆大島に到るななへし、, 巾上に手拭を頤下に抗ぬ、人をして此景を見せしめは、負ひ且乘の謂を免か, 時、其差一二秒に過きす、客中の暢適これに過るなし、席に復り飯に就かんと, 郎慷〓獨得、洋熕の説を講、皆余所不知なれは、談論して枕に就く、」是より前、二, れさるへし、望月に抵る前、平五郎老〓一羽を買ひ來る、此驛に到り、又村醪を, 余從者四人、斐三郎, 一人、并主七人ト云, 望月ニ宿, 講ズ, 武田西洋, 砲ノ説ヲ, 碓水峠ヲ, 越ユ, ス, 箕作西征紀行, 四一九

割注

  • 余從者四人、斐三郎
  • 一人、并主七人ト云

頭注

  • 望月ニ宿
  • 講ズ
  • 武田西洋
  • 砲ノ説ヲ
  • 碓水峠ヲ
  • 越ユ

  • 箕作西征紀行

ノンブル

  • 四一九

注記 (27)

  • 966,552,54,417除ひ、主從七人
  • 482,553,70,2306行過ぬ、抑々火烟山は、各地其脈あり、此山脈は、東察加より野作に連り、奧羽を
  • 602,553,68,2305け見れと、復又見へす、山神何門戸を張の甚しきやなと諧謔しなから、山下を
  • 1772,555,71,2302掲く、碓氷嶺を超ゆ、恍惚として夢を荷はる、追分に抵れは、午時前なり、羅盤を
  • 1423,555,68,2311するに、寒氣猶強けれは、斐三郎と共に、江都にて所謂中酌の類の濁酒を沽ひ
  • 368,555,69,2298歴て、上州に達し、草津伊かほを過て、淺間ニ抵り、芙蓉に連なり、箱根に及ひ、又
  • 954,1570,61,1286歡を盡し、今日の勞を慰藉して皆寐ぬ、斐三
  • 1305,549,70,2312急に呑て飯を食ず、已に發して、寒風倍甚し、外套の外更に〓絨雨套を蒙し、頭
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