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しむ、旅亭主人松魚を出す、味東都の物のことし、〓りにのみて肩痛も忘れ、レ, 井川を渉り、島田に至れは、宿次にて兒秋坪の書を致しぬ、米里堅船の風聲, ウマチス消散するをしれり、鞠子より阿部川にいたる途中日將に落んとし, ろ〳〵申しこし、且宇田川興齋と正月十二三日以來たひ〳〵神奈川へ行け, て、眠るとなく覺るとなく駕籠に凭るに、覺えす背上に水滴〓す、其快よから, 々汗を握りけるとそ申ける、其船ハ通計八隻とそしるしぬ、黄昏府中に宿す、, さる言ヂへからす、ひる前は續ひて水出て、甚たこたりしの、午後は水も出て, す、肩も少しかるく覺えぬ、けふは天氣暖なれは、蒸氣も立ち、心地よかりぬ、大, 假舍を造り、たひ〳〵對面ありしよしなれと、十九日こそ大會合なれとて、人, 第、兩背を駕籠の後に寄んとすれは、左肩を壓して快よのらす、〓を歪斜にし, 驛吏に命し、伏見より出せる川路并に内へ寄る書を促して、早く江都に達せ, なよし、今度は米里堅船神奈川生麥の邊まて入りしのは、横濱といへ御處に, 八時半俗時を以て發す、昨夜張れる發泡にて、水泡起りぬるにや、痛あるを覺, て、雲烟四山をおゝひ、もろ〳〵の山皆冥色を帶ひしに、只雪を戴け御芙蓉の, 廿二日晴、暖甚, 家書ヲ獲, 模樣ヲ知, テ米船ノ, 箕作西征紀行, 五二三
頭注
- 家書ヲ獲
- 模樣ヲ知
- テ米船ノ
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- 箕作西征紀行
ノンブル
- 五二三
注記 (20)
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