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河越城下町榎本彌左衞門萬覺書一卷, かへしものなり、すへて此書にしるす處、その聞見に觸るゝものを記するのみならす、, 本氏祖先の家系を略記すれと、これまた文語下らす、往々辨知しかたきもの多し、卷中, 見通松の來由に止る、凡二十條、第三段上松郷町の事に起り久太郎狐の話に止る、凡一一, あれは、その土地風俗を考ふる、また少補なきにしもあらす、時勢風俗に於ても考據す, 擧するにたえす、記中多く正保・慶安・承應・明暦・萬治年間の事をしるす、案るに、, 十三條、第四段行傳寺舊地の來由より封疆の事にいたるまて數ケ條を記載せり、, 此書、川越城下町とあるをもて地誌に收すといへとも、實に川越の地理を説くもの什か, 我室家中の事故吉凶の事ともをしるし、頗る錯雜繁〓、見るに忍ふへからす、卷首に榎, しるす所、藥法・咒〓・茶湯・飮食・給樣・諸躾方・曲禮等の事をしるし、此餘區々枚, 一猶すくなしとす、但往々神社の祭禮月曰、〓巷の市曰、五穀播種等の事をしるすもの, 彌左衞門か先祖は修驗にて熊野の神を祀る、よりて熊野堂と稱し、時の城主大道寺につ, へきことまた少からす、, 寫本, 册, 編脩地誌備用典籍解題卷之十一, 一三八
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- 寫本
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- 編脩地誌備用典籍解題卷之十一
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- 一三八
注記 (17)
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