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出雲國風土記考一卷, 出さるを知る、然るに竊に以謂和銅勅撰の本已に悉く世に傳はらす、今存する二國、蓋, の記其體例おなしからさるにて見るへし、, しにや、○また按するに、風土記の世に傳はるもの、たゝ是書と豐後記のみひとり僞作, にあらすとし、世もつて拱劈とす、その訛謬殘闕よむへからさるもの、かへつて近世に, 二年前なり、されは和銅より延長まて二百年はかりの間に、はやく亡失するもの多かり, す所萬葉解・伊勢物語童子問等皆世に行はる、是書出雲風土記の誤字闕文等を考、異本, り二十一年後にして、醍醐天皇の官符を以て諸國の風土記を召れし延長三年より百九十, 荷田春滿撰、春滿氏羽倉、稱齋宮、城州稻荷社の祠官、國學をもて時に名あり、あらは, 全く殘れるものなるへし、天平五年は元明天皇の諸國の風土記を撰せられし和銅六年よ, に比校し、延喜式等を引證す、頗る明確たり、奧書に、右一卷養父春滿往年奉命校正官, 書或ひは分つて兩卷となせるものありと見えたり、また雅嘉曰、此兩卷のみ風土記中の, 島と記せり、○按るに、尾崎雅嘉群書一覽この書を載せて二卷としるせるを見れは、此, 又中世の撰に出つ、もし當時に出るといへとも或はその稿本にして官本にあらす、二國, 寫本, 一毋, 荷田春滿撰, ノ全ク殘レル, 出雲風土記ノ, 誤字闕文ヲ考, 風土記中唯, モノ, 別紀第十五(出雲), 一四三
割注
- 寫本
- 一毋
頭注
- 荷田春滿撰
- ノ全ク殘レル
- 出雲風土記ノ
- 誤字闕文ヲ考
- 風土記中唯
- モノ
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- 別紀第十五(出雲)
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- 一四三
注記 (24)
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