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こたみ播磨國楫保郡安田休圃、赤穗郡長沼祐義むかへ奉りしにより、そこの浦、島々は, 地のみをさくるにあらす、またむさしの所々をも見むとなり、されと、そのこゝろさす, 上毛山吹日記三卷, それのおち葉をかきあつめて給へねと、しは〳〵こひまうせしに、ゆるし給はさりし、, この長月に下り給へる道すからの日記なるよしをいふ、開卷八月晦曰に京を立出て、難, 古言におほくきこへて、むかしき國にしあれは、それみかてりにとておもひたち給ひて、, にかへるまての事を記せり、, 波に下り、九月朔曰になりて堀江の宿にやとる事より記しはしめ、九月十八曰また堀江, なりと、卷首に、多田子健と共に四谷の御門より出てといふに因るに、はしめより上野の, おもふに、この歌によつて書の名とせしならん、或人のいはく、此うたは曰下部勝泉か歌, るを、見所なきことの落葉とてかきもとゝめ給はぬは、あたらしきわさになむ、おのれ, なんといひ、, くちなしの色に言葉のそみぬれはいはてそたゝに山吹のはな, 撰人をあらはさす、卷末に、道行するに山吹のはな見たりし所々を引出して、かう〳〵, 一名武藏上野紀行, 寫本, 三册, 撰人ヲアラハ, ニ上野ノ地ヲ, 多田子健ト共, 探リ武藏ノ所, サズ, 々ヲモ見ル, 遊紀第三, 三一五
割注
- 寫本
- 三册
頭注
- 撰人ヲアラハ
- ニ上野ノ地ヲ
- 多田子健ト共
- 探リ武藏ノ所
- サズ
- 々ヲモ見ル
柱
- 遊紀第三
ノンブル
- 三一五
注記 (25)
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