『大日本近世史料』 近藤重蔵蝦夷地関係史料 3 p.161

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といふ、夫また妾をあまたかゝへ置をメノコの手柄といへり、嫉妬の情すくなし、それ故妻妾むつ, つとなく交會して漁事山獵をかせく、其利を舅の家に貢にもあらす、父か家に送るにもあらす、銘, て、かせし家内のしらぬを上首尾とするならひなり、其後は夫に事ること甚貞節なるもの也、女夷, たるゝといへり、彼いひなつけの兒夷成長のうへ好色を發するにいたれは、其女の家に至りて、い, 燈の光かすかに爐の焚火も燼盡るやうにするをよき心得とす、彼嫁ふと立出て火を焚き灯をかゝけ, 又壯年に及ひて嫁を迎へ聟を娶るもあり、種こ寶物を女の家に贈てマチコル, 見ぬふりして、時節の物語のあひたに聟の傍にしのはせ置て歸るなり、それ故に嫁入聟取の夜は、, こ〓にして居るもの也、壯年に及て婦人を迎るには本邦におなしく仲人ありて、其婦を連れて夜分, 凡そ夷人ともの貴賤によりて、いろ〳〵幣物の品かわれり、しかはあれと太刀一振有れは女房は持, に彼男の家へしのはせ入るゝなり、尤仲人かうしろにかくしつゝゆく、舅姑もしらぬ躰をなし、夫も, の諺にいはく、男には生涯帶をさせすに世を過さし度と願ふ、かくいへるは夫を帶とけひろけにし, て、圍爐裏の火にあたらせ置て、こくつから木樵漁事をかせき働らきて、夫を養育するをメノコの譽, マチコルとは婚姻することなり、其親々の意にまかせて嬰女の比よりいひなつけをくことあり、, ○ココニ圖五アリ, 也、, とは造るといふこと, マチとは女の稱、コル, 主ちこる, 婦人ノ貞節, 婚姻, 附録(一), 一六一

割注

  • とは造るといふこと
  • マチとは女の稱、コル

頭注

  • 主ちこる
  • 婦人ノ貞節
  • 婚姻

  • 附録(一)

ノンブル

  • 一六一

注記 (22)

  • 254,563,63,2370といふ、夫また妾をあまたかゝへ置をメノコの手柄といへり、嫉妬の情すくなし、それ故妻妾むつ
  • 1175,571,62,2371つとなく交會して漁事山獵をかせく、其利を舅の家に貢にもあらす、父か家に送るにもあらす、銘
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