『維新史』 維新史 1 p.309

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四諸藩の財政窮乏, 幕府財政の破綻は、遠く元祿時代に始まつてゐるに對し、諸藩に於いては參勤, 弘化・嘉永以降、新に對外問題が發生して、國事は多端を加へると共に、内外の出, 交代制度、築城治水等土木工事の御手傳、さては改封・轉封・減封等の事實に依つて、, 財政破綻は既に江戸時代初期に於いて現れ、就中參勤制は最も大名を疲弊せし, を整へて、東西數十百里の間を往復上下したのであるが、其の費用は莫大であり、, 費は愈〻嵩み、財政の不足は年を逐うて甚だしくなつた。安政元年より三年に至, 又一方在府中の都市生活は必然的に奢侈に走り、斯かる風は更に藩地にも波及, めたのである。即ち大名が家格に應じて多數の從者を具し、威容を嚴にし、儀衞, 天保, る平均一箇年の支出超過額は、金七十三萬八千三百兩餘にして, 五年より七年に至る一箇年平均不足額よりも、金十五萬兩餘を増加した。幕府, して、出費は急速に増大することとなつた。故に參勤の制を弛め、大名の困憊を, 沒落の一因は、實に茲にあつたのである。, 外に米一萬三千, 九百石餘不足, 參勤交代, 制度と大, 名の疲弊, 第二編封建制度の分解, 三一〇

割注

  • 外に米一萬三千
  • 九百石餘不足

頭注

  • 參勤交代
  • 制度と大
  • 名の疲弊

  • 第二編封建制度の分解

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  • 三一〇

注記 (21)

  • 1020,1000,57,582四諸藩の財政窮乏
  • 904,652,66,2206幕府財政の破綻は、遠く元祿時代に始まつてゐるに對し、諸藩に於いては參勤
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  • 794,587,63,2280交代制度、築城治水等土木工事の御手傳、さては改封・轉封・減封等の事實に依つて、
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  • 1597,595,64,2264費は愈〻嵩み、財政の不足は年を逐うて甚だしくなつた。安政元年より三年に至
  • 348,589,64,2261又一方在府中の都市生活は必然的に奢侈に走り、斯かる風は更に藩地にも波及
  • 570,590,62,2265めたのである。即ち大名が家格に應じて多數の從者を具し、威容を嚴にし、儀衞
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  • 1364,595,65,2266五年より七年に至る一箇年平均不足額よりも、金十五萬兩餘を増加した。幕府
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