Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
勢力を利用して、正弘・齊昭を暗に排斥しようとした。, 到底現時の幕府内部の情勢では、庶政改革の行はれ難きを考へた爲であらう。, は老中としては碌々たる備員に過ぎず、忠優は實に廟堂に於ける俗論の根元で、, 安政元年四月十日正弘は幕府に辭表を提出して、老中首座の地位を退かうと, 望を嫉視し、其の政策に對しても、心から贊意を表してゐるのではなかつた。就, 將軍家定に上つた辭表には、條約締結の事が、, した。それは正弘が啻に米露諸國と條約を締結した責任を負うたのみでなく、, 中乘全・忠優の兩人は、齊昭との間が極めて惡しく、齊昭をして言はしめれば、乘全, 所謂幕政の改革刷新を喜ばない現状維持の一派であつた。正弘等は是等の俗, かけての老中として、牧野忠雅・松平乘全・松平忠優・久世廣周・内藤信親等がゐたが, 固より手腕識見共に正弘の右に出づるものはなく、動もすれば、正弘・齊昭等の聲, 權宜之御處置ト者乍申追々御國法相崩レ御國辱ニ相成候段、乍不及私儀結構, 論派を一掃して庶政を改革せんとし、又俗論派は其の背後にある溜間詰諸侯の, 徴しても、此の間の消息を察することが出來る。更に嘉永年間より安政年間に, 正弘の辭, 幕閣の人, 意, 々, 第三章幕府の庶政改革第一節政治の刷新, 一〇七
頭注
- 正弘の辭
- 幕閣の人
- 意
- 々
柱
- 第三章幕府の庶政改革第一節政治の刷新
ノンブル
- 一〇七
注記 (20)
- 934,544,67,1486勢力を利用して、正弘・齊昭を暗に排斥しようとした。
- 593,547,70,2234到底現時の幕府内部の情勢では、庶政改革の行はれ難きを考へた爲であらう。
- 1281,546,72,2275は老中としては碌々たる備員に過ぎず、忠優は實に廟堂に於ける俗論の根元で、
- 819,609,73,2222安政元年四月十日正弘は幕府に辭表を提出して、老中首座の地位を退かうと
- 1509,538,71,2285望を嫉視し、其の政策に對しても、心から贊意を表してゐるのではなかつた。就
- 480,549,60,1275將軍家定に上つた辭表には、條約締結の事が、
- 708,550,69,2295した。それは正弘が啻に米露諸國と條約を締結した責任を負うたのみでなく、
- 1395,543,73,2284中乘全・忠優の兩人は、齊昭との間が極めて惡しく、齊昭をして言はしめれば、乘全
- 1163,538,73,2293所謂幕政の改革刷新を喜ばない現状維持の一派であつた。正弘等は是等の俗
- 1741,543,69,2268かけての老中として、牧野忠雅・松平乘全・松平忠優・久世廣周・内藤信親等がゐたが
- 1626,538,71,2283固より手腕識見共に正弘の右に出づるものはなく、動もすれば、正弘・齊昭等の聲
- 356,613,73,2225權宜之御處置ト者乍申追々御國法相崩レ御國辱ニ相成候段、乍不及私儀結構
- 1050,544,71,2274論派を一掃して庶政を改革せんとし、又俗論派は其の背後にある溜間詰諸侯の
- 1850,534,74,2276徴しても、此の間の消息を察することが出來る。更に嘉永年間より安政年間に
- 815,287,43,168正弘の辭
- 1760,276,40,168幕閣の人
- 772,286,41,34意
- 1720,279,30,29々
- 254,680,49,1127第三章幕府の庶政改革第一節政治の刷新
- 267,2344,42,112一〇七







