Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
を與へなかつた。, のであるが、和蘭甲比丹等は姑く措いて、外國使節の上府・將軍〓見の前例なきを, 傳へ、且つ重大事に就いては奉行を經て幕府に傳達するやうに述べたが、ハリス, 目付・自付の如く、ハリスの要求は條理整然、之を拒絶すべき辭柄もなく、又和親條, は下田奉行の權限が小にして到底大事を語るに足らぬとの理由を以て、此の申, 府は下田奉行に對して、對米交渉の事は萬事を委任してあるが故に、奉行に於い, 約締結國の官吏を上府せしめても、何等支障なきが故に、彼の要求を許可すべし, 以て、幕府は此の要求に接して大いに困惑した。幕府有司の中にも、海防掛の大, 行を通じて口頭を以て答へられたことを、大なる〓辱であるとして憤〓した。, と論ずるものもあつたが、大勢は拒絶に傾いてゐた。依つて十月晦日に至り、幕, 幕命を受けた下田奉行井上清直・岡田忠養は、ハリスに對して上府拒絶の旨を, 出を却けた。加ふるに自己の書翰に對して幕府より返翰を與へられず、下田奉, て專らハリスとの應接に努めるべしと令し、曩のハリスの書翰に對しては返翰, 抑ハリスの江戸上府要求は、歐米の慣例に依れば、素より當然の事に過ぎない, 第一章通商互市の氣運第四節ハリスの上府と日米修好通商條約の商議, 二五三
柱
- 第一章通商互市の氣運第四節ハリスの上府と日米修好通商條約の商議
ノンブル
- 二五三
注記 (16)
- 909,562,56,471を與へなかつた。
- 1716,560,75,2271のであるが、和蘭甲比丹等は姑く措いて、外國使節の上府・將軍〓見の前例なきを
- 682,558,74,2276傳へ、且つ重大事に就いては奉行を經て幕府に傳達するやうに述べたが、ハリス
- 1486,555,82,2284目付・自付の如く、ハリスの要求は條理整然、之を拒絶すべき辭柄もなく、又和親條
- 568,562,77,2286は下田奉行の權限が小にして到底大事を語るに足らぬとの理由を以て、此の申
- 1139,555,79,2279府は下田奉行に對して、對米交渉の事は萬事を委任してあるが故に、奉行に於い
- 1367,551,82,2284約締結國の官吏を上府せしめても、何等支障なきが故に、彼の要求を許可すべし
- 1597,553,82,2278以て、幕府は此の要求に接して大いに困惑した。幕府有司の中にも、海防掛の大
- 332,563,77,2234行を通じて口頭を以て答へられたことを、大なる〓辱であるとして憤〓した。
- 1255,559,78,2276と論ずるものもあつたが、大勢は拒絶に傾いてゐた。依つて十月晦日に至り、幕
- 795,624,75,2218幕命を受けた下田奉行井上清直・岡田忠養は、ハリスに對して上府拒絶の旨を
- 456,562,78,2287出を却けた。加ふるに自己の書翰に對して幕府より返翰を與へられず、下田奉
- 1026,558,81,2282て專らハリスとの應接に努めるべしと令し、曩のハリスの書翰に對しては返翰
- 1832,622,73,2196抑ハリスの江戸上府要求は、歐米の慣例に依れば、素より當然の事に過ぎない
- 230,703,58,1614第一章通商互市の氣運第四節ハリスの上府と日米修好通商條約の商議
- 248,2356,43,117二五三







