『維新史』 維新史 3 p.221

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同志中申合居候事ニ御座候。乍失敬尊藩も弊藩も滅亡しても大義なれは苦, 托して送れる書翰, 間髮を容れざるものあり、此の際藩論の如何に拘らず、同志を率ゐて蹶起すべき, 吉村寅太郎は其の計畫に共鳴して歸藩するや、直ちに瑞山に對して、時勢の急迫, 各自は宜しく歸藩して藩論を一決せしめ、藩主を擁して闕下に到り、幕府に迫つ, とて、熱烈火の如き語句を以て瑞山の奮起を促した程であつた。時に清河八郎・, 平野國臣・眞木和泉等の西國の志士は擧兵倒幕を畫策したが、折柄九州遊歴中の, であると慫〓に努めた。然るに瑞山は依然として、我が祖は山内家の恩顧を蒙, しからす。兩藩共存し候とも、恐多も皇統綿々、萬乘の君の御叡慮相貫不申而, 者、神州に衣食する甲斐ハ無之歟と、友人共申居候事に御座候。, 瑞山の歸藩後も書翰を以て〓りに其の蹶起を慫慂し、殊に來萩せる坂本龍馬に, 制して、斯かる擧は畢竟匹夫無謀の計にして、徒らに死地に飛び込むに等しい。, て攘夷の實效を擧げしむべきであると戒めた。併しながら玄瑞は是に贊せず、, 竟ニ諸侯不足恃、公卿不足恃、草莽志士糾合義擧の外には迚も策無之事と、私共, 中には、, 二十一日附, 文久二年正月, 西國志士, 瑞山の態, の計畫と, 度, 第三章土州藩の擡頭第一節土州藩情と尊攘派の擡頭, 二二一

割注

  • 二十一日附
  • 文久二年正月

頭注

  • 西國志士
  • 瑞山の態
  • の計畫と

  • 第三章土州藩の擡頭第一節土州藩情と尊攘派の擡頭

ノンブル

  • 二二一

注記 (23)

  • 1176,639,78,2235同志中申合居候事ニ御座候。乍失敬尊藩も弊藩も滅亡しても大義なれは苦
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