『維新史』 維新史 3 p.460

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憤〓の念を深めた。彼は屡〻抗議書を幕府に送り、犯人逮捕の緩慢なるを難詰し, 然るに薩州藩は閏八月二十五日に至り、又もや江戸留守居西筑右衞門より幕府, の混雜中に勃發した事件なれば、取調の方法もなくして之を奉承し難い。故に, 茲に薩州藩は愈〻強硬態度をとつて、眼中既に幕府なきものの如くであつた。, 斯くの如くにして事件解決が延引するに伴ひ、英國代理公使ニールは次第に, 即ち事件は薩州藩對英國の問題であつて、幕府の干渉の要なしと云ふに等しく、, 若し英艦鹿兒島に來航せば、國威を失墜せざるやう應接するであらう」と云つた。, に應じなかつた。殊に當時朝廷を始め、國民上下に攘夷の氣運が昂騰し、事件の, ら外國の意を迎へて、薩藩に下手人差出を命ずるは、全く本末顛倒であるとの見, て、斯くの如く荏苒日を送るは英國政府に對する重大なる〓辱であると迫つた。, 解を持し、飽く迄架空の人物岡野新助の踪跡不明であるといふ辭柄を以て幕命, 報道は尊攘志士を刺戟し、薩州藩の威武は爲に大いに喧傳せられたのである。, を知る先供數名の江戸召喚の幕命に就いては、藩士の激昂甚しく、且つ從士多數, に屆書を提出して、「大名行列を犯す者を討果すは我が國風であつて、事件の次第, 第二章攘夷の實行第一節生麥事件, 四六一

  • 第二章攘夷の實行第一節生麥事件

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  • 四六一

注記 (16)

  • 1184,579,61,2302憤〓の念を深めた。彼は屡〻抗議書を幕府に送り、犯人逮捕の緩慢なるを難詰し
  • 948,574,64,2306然るに薩州藩は閏八月二十五日に至り、又もや江戸留守居西筑右衞門より幕府
  • 589,581,63,2295の混雜中に勃發した事件なれば、取調の方法もなくして之を奉承し難い。故に
  • 1420,576,62,2189茲に薩州藩は愈〻強硬態度をとつて、眼中既に幕府なきものの如くであつた。
  • 1302,645,63,2231斯くの如くにして事件解決が延引するに伴ひ、英國代理公使ニールは次第に
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  • 464,571,64,2325若し英艦鹿兒島に來航せば、國威を失墜せざるやう應接するであらう」と云つた。
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  • 1888,584,64,2299ら外國の意を迎へて、薩藩に下手人差出を命ずるは、全く本末顛倒であるとの見
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