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及び榎本釜次郎は, 動も意の如くなり難く、加ふるに軍艦奉行並矢田堀鴻, く米國砲艦に投じて一夜を明かした。, は無事江戸城に歸著したのである。, 艦船も多數投錨中であり、加ふるに暗黒の海面には西北風が吹募つて波浪は, 山の如く、到底開陽に漕ぎつけることは出來なかつた。仍つて一行は止むな, 太郎左衞門に對して直ちに江戸に向つて出帆すべきを命じた。然るに開陽, 衞の海兵と共に米艦に至り、一行を開陽に迎へた。斯くて翌八日、板倉勝靜は, 艦開陽を志した。然るに一行には開陽の船形を知る者なく、且つ英・米・佛各國, 共に上陸中であり、且つ風浪は殊に激しかつたが故に、太郎左衞門等は極力出, 帆延期を主張した。併し嚴命默し難く、開陽は遂に拔錨して紀淡海峽を南下, は攝海碇泊中の舊幕府艦隊の旗艦であつて、旗艦一度江戸に去らば艦隊の活, 翌七日朝、山口直毅は開陽に至り、副長澤太郎左衞門, 告げ、慶喜主從を迎ふべきことを促した。太郎左衞門は大いに驚き、直ちに護, し、途中波浪を冒して、十一日夜半品川沖に投錨した。斯くて翌十二日朝、慶喜, に對して事の仔細を, 讚岐, 説, 守, 貞, 開陽艦移, 乘, 江戸歸著, 第十九編戊辰の役, 一五四
割注
- 讚岐
- 説
- 守
- 貞
頭注
- 開陽艦移
- 乘
- 江戸歸著
柱
- 第十九編戊辰の役
ノンブル
- 一五四
注記 (25)
- 702,2298,60,541及び榎本釜次郎は
- 706,522,64,1609動も意の如くなり難く、加ふるに軍艦奉行並矢田堀鴻
- 1399,528,58,1129く米國砲艦に投じて一夜を明かした。
- 244,524,61,1058は無事江戸城に歸著したのである。
- 1617,526,73,2316艦船も多數投錨中であり、加ふるに暗黒の海面には西北風が吹募つて波浪は
- 1503,525,68,2317山の如く、到底開陽に漕ぎつけることは出來なかつた。仍つて一行は止むな
- 932,522,68,2320太郎左衞門に對して直ちに江戸に向つて出帆すべきを命じた。然るに開陽
- 1044,520,72,2320衞の海兵と共に米艦に至り、一行を開陽に迎へた。斯くて翌八日、板倉勝靜は
- 1728,532,72,2313艦開陽を志した。然るに一行には開陽の船形を知る者なく、且つ英・米・佛各國
- 585,521,72,2326共に上陸中であり、且つ風浪は殊に激しかつたが故に、太郎左衞門等は極力出
- 472,523,70,2320帆延期を主張した。併し嚴命默し難く、開陽は遂に拔錨して紀淡海峽を南下
- 818,523,69,2324は攝海碇泊中の舊幕府艦隊の旗艦であつて、旗艦一度江戸に去らば艦隊の活
- 1279,597,65,1533翌七日朝、山口直毅は開陽に至り、副長澤太郎左衞門
- 1159,522,71,2319告げ、慶喜主從を迎ふべきことを促した。太郎左衞門は大いに驚き、直ちに護
- 352,524,68,2319し、途中波浪を冒して、十一日夜半品川沖に投錨した。斯くて翌十二日朝、慶喜
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