『大日本史料』 1編 6 延長 5年11月~承平5年雑載 p.329

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へ申き、延喜七年丁卯のとし、もろこしの唐滅て、梁と云國にうつりにけり、, しける、猶御幼年のゆへにや、左相の讒にもまよはせ給ひけん、聖も賢も一, 申侍りし、我國には幼主の立給ふ事むかしはなかりしに、貞觀、元慶の二代、, いよつゝしみますへき事なり、むかし應神天皇も讒を聞せ給ひて、武内の, 大臣を誅せられんとしき、かれはよくのかれてあきらめられたり、此度の, 心ありけるたくひも、皆神罰を蒙りてけるにや、此君久しく世をたもたせ, はしめて幼にて立給ひしは、忠仁公、照宣公攝政にて天下を治めらる、此君, にて、本朝仁徳のふるき跡にもなそらへ、異域堯舜のかしこき道にもたく, そ十四にて、うけつき給ひて、攝政もなくて、御みつから政をしらせましま, 失はあるへきにこそ、其趣き經書にみえたり、されは曾子は、我日三省吾躬, といふ、季文子は三思ともいふ、聖徳のほまれましまさんにつけても、いよ, 事凡慮をよひかたし、程なく神とあらはれて、今にいたるまて靈驗無双な, り、末世の盆を施さんためにや、讒をいれし大臣は、いのち後なくなりぬ、同, に災をのかれ給へきよしを申けれと、さたなくて此事出來にき、さきにも, 給ひて、徳政を好みおこなはせ給ふ事上代にこえたり、天下泰平民間安穩, 仁徳ノ聖, 代ニ擬セ, 徳政上代, 其黨ノ凋, 時平及ビ, 十四歳ニ, ニ越ユ, テ親ラ政, 衰, ヲ知ラセ, ラレ給フ, 給フ, 延長八年九月二十九日, 三二九

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  • 仁徳ノ聖
  • 代ニ擬セ
  • 徳政上代
  • 其黨ノ凋
  • 時平及ビ
  • 十四歳ニ
  • ニ越ユ
  • テ親ラ政
  • ヲ知ラセ
  • ラレ給フ
  • 給フ

  • 延長八年九月二十九日

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  • 三二九

注記 (29)

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