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おとゝのおとろかせ給て、としころもたせ給へりけるとりいてさせ給て、, う〳〵の事の侍れは、うちにおそくまいるよしを申させ給けれは、おほき, たりけれは、つくろはせ給ふほと、まつ貞信公の御もとにまいらせ給て、か, につけさせ給へり、その御かしこまりのよろこひは、御心のをよはぬにじ, 松枝令副給歌ハ貫之ニ所召也、所謂、, やかてあへものにもとたてまつらせ給を、ことことうるはしく松のえた, 事なりかしとおほえ侍しか、正月一日つけさせ給へき魚袋のそこなはれ, 春風に氷とけたる池の魚はちよまつ蔭にすまむとそ思ふ, のゝ、貫之のぬしのいゑにおはしましたりしこそ、なをわかはめさましき, もおはしまさゝらめと、なをつらゆきにめさむとおほしめして、わたりお, 吾若ヨリ用魚袋、アヘ物ニスヘシトテ、令奉借給ヘルヲ、後日ニ返上之時、付, 世繼物語ニハ、彼家ニ行向テ被仰タリトソ侍、貫之集ニハ、御消息アリトソ, はしましたるを、まちつけ申けむめんほく、いかゝはおろかなるへきな、, 集にかきいれたることはり也かしな、, 〔袋草紙〕三九條殿大納言之時、元三可用魚袋、不候之由、令申給ニ、貞信公, 略ス、上ニ引ク所ノ紀貫, 之集吹風にノ歌ニ同ジ, 歌, ○, ヲ施ス, 貫之面目, 天慶六年正月一日, 一八八, ム
割注
- 略ス、上ニ引ク所ノ紀貫
- 之集吹風にノ歌ニ同ジ
- 歌
- ○
頭注
- ヲ施ス
- 貫之面目
柱
- 天慶六年正月一日
ノンブル
- 一八八
- ム
注記 (24)
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