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として、幽玄ならざるを、二條家のをしへなりとも、貫之の則也ともいへり, に三百餘首を入れられけるにても、又風ふけば冲つしら波の歌をのりと, 頓阿法師云, なれるといふべきやは、又私に新撰をえらみ給へるに、古今集の歌わづか, れ給ふ事も有べし、序とてもしかなり、さるを貫之君ひとりの心ざしより, が黒髮の歌を、心あるの本とは申されきとなり、, これは古今集の序に、在原中將、喜撰法師の歌の趣をとけるをよからずと, のたまふやうに心得、且貫之君の、心くまなく、姿なほ〳〵しき歌多かるを, もしろくめでたけれども、是をば心ある歌とは申さず、遍昭が、烏羽玉のわ, せよとの給ふにても、又みづから思ひかね、むすぶ手のなどの歌のあるを, 定家卿の新古今に同じく、むねと撰び給ふとはいへど、人々の好みにひか, 見て、かく定めおかれけるにや、しかれども貫之君の古今集におけるは、猶, ねびがたし、たゞ爲家卿の姿こそ願ふべけれとのたまふより、心あさ〳〵, 六則, 合せて見る時は、心あまりあると、幽玄の趣とを捨て給はざるに同じ、, 爲世卿は、俊成卿は幽玄にして及び難く、定家卿は旨深くしてま, 故戸部申されしは、貫之が、櫻ちるこのした風の歌、風情お, ○中, ○中, ○中, 略, 略, 略, 貫之ノ歌, 貫之ノ歌, 富ム, ハ幽玄ニ, 則, 天慶九年是歳, 八一八
割注
- ○中
- 略
頭注
- 貫之ノ歌
- 富ム
- ハ幽玄ニ
- 則
柱
- 天慶九年是歳
ノンブル
- 八一八
注記 (30)
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