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佛を勤めたまふなり、, といふ、上人、汝いかなるものそと問給へは、是は清瀧川の龍神なり、苦みをうくる, 奉るへしと宣ひて、御經をひらき讀誦し、御念佛を唱へ給へは、老翁忽然と來り、御, 經を聽聞し感徳し、唯今上人のよみ給ふ御經の軸の中に佛舍利あり、我に授たひ給へ, 々罷出拜み奉るへしと新に御靈夢あり、各々難有思ひ侍る所へ、上人は鐘をたゝき念, 上の僧俗老若に夢の御告あり、明日未明に正身の彌陀御登山あるへし、彌陀來迎を人, 音夢につけていはく、愛宕山月輪寺はこれ補陀洛山にして、魔界迹を絶し、聖衆來迎, 佛を唱へ、山下より御上りましませは、老若道俗地藏權現の夢中の御告を語り、上人, をおかみ奉るなり、上人云、吾は念佛の行者空也といふ聖なり、當山初て參詣をなす, 喜の帝よりたまはりし法華經八軸を頸にかけ、朝暮讀誦し奉るなり、則佛前にてよみ, 所に、不思議なる事をきくものかな、我若年より念佛を申、世上をめくるなり、又延, の所なりとありしかは、上人愛宕山へ御參詣あらんと御心に思召、その夜地藏權現山, 上人清水寺の觀世音を祈り、念佛執行の地いつくかよしとすへしと祈り給へは、觀世, 〔空也上人繪詞傳〕下, 烏丸大納言殿筆, ○下略、應和三年八月, 二十三日ノ條ニ收ム、, 念佛ヲ唱フ, ニ於テ讀誦, 月輪寺佛前, 龍神聽聞ス, 天祿三年九月十一日, 一〇一
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- ○下略、應和三年八月
- 二十三日ノ條ニ收ム、
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- 念佛ヲ唱フ
- ニ於テ讀誦
- 月輪寺佛前
- 龍神聽聞ス
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- 天祿三年九月十一日
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- 一〇一
注記 (23)
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