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の笛吹ともにふかせらるれとも、其音を吹あらはす人なかりけり、そのゝち淨藏とい, て、猶逸物かなとほめけるを、かくと奏しけれは、はしめて鬼の笛としろしめしけり、, 我も物いはす、かれもいふ事なし、かくのことく月の夜ことに行あひて、吹事夜比に, ふめてたき笛吹有けり、召て吹せ給ふに、彼三位にをとらさりけれは、帝御感有て、, 此笛の主朱雀門の邊にて得たりけるとこそきけ、淨藏此所に行てふけと仰られけれは、, しとらん共いはさりけれは、なかくかへてやみにけり、三位失て後、帝此笛を召て時, なき程の笛也、そのゝち猶々月の比になれは、ゆきあひて吹けれとも、本の笛をかへ, 成ぬ、彼人の笛の音ことにめてたかりけれは、試にかれをとりかへて吹けれは、世に, 月の夜、仰のことくに、かしこに行て此笛を吹けるに、彼門の樓上に高く大なる音に, は青くして、朝毎に露をくと云つたへたれは、京極殿御覽しける時は、赤葉落てつ, ゆをかさりけると富家入道殿かたらせ給けるとそ、, 葉二と名付て天下第一の笛なり、そのゝち傳りて御堂入道殿の御物に成にけるを、宇, 治殿、平等院を造らせ給ける時、經藏に納られにけり、此笛には葉二あり、一は赤く、, 〔續教訓鈔〕, 宇治殿御子師實, 忠實、後二條殿師通子, 東齋隨筆、異事ナシ, ○絲竹口傳・體源鈔, 十一下吹物部横笛, ○曼殊院本, 原頼通), リ換フ, 笛ヲ吹ク者, 鬼ト笛ヲ取, 笛ヲ葉二ト, 博雅歿後此, 名付ク, ナシ, 天元三年九月二十八日, 九
割注
- 東齋隨筆、異事ナシ
- ○絲竹口傳・體源鈔
- 十一下吹物部横笛
- ○曼殊院本
- 原頼通)
頭注
- リ換フ
- 笛ヲ吹ク者
- 鬼ト笛ヲ取
- 笛ヲ葉二ト
- 博雅歿後此
- 名付ク
- ナシ
柱
- 天元三年九月二十八日
ノンブル
- 九
注記 (30)
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