『大日本史料』 1編 22 寛和元年正月~3月 p.307

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御誓願にそ侍る、さいつころにや、雅縁阿闍梨と聞えし者、なにのあたにや、師を亂, 行不律の人たるよし、虚名を申付たりけり、師此事を聞給ふていきとをり、起請文を, かきて、三塔に披露せられける、其詞曰、若謂令破戒無慙之僧、任持天台座主者、恐, 聲ものすさましき折から、殘燈の影に見給へは、あやしきもの御前にまいりたり、い, 諦を觀して彈指し給ふに、疫神すなはちはちき出され、腰をしおりふしまろひて、や, さらはこの病をはらはんと誓願し給ふて、夜叉の形を現し、鏡に御影をうつして、ち, かなる者にかととはせ給へは、我はこれ疫病をつかさとる百鬼夜行の首に侍り、師今, 御厄に當り給へり、かしこけれと尊體を侵し奉らんと申せは、唯圓教意、逆即是順と, 其よりそ三台槐門の柱、萬民茅屋の扉にも、今におゐておし奉れり、いとありかたき, かひての給はく、此影像を置かむ所には邪魅來ることなく、疫災をはらはんとの給ふ、, わつかにやめるさへいとくるし、いはんや凡身をなやまさむに、いかに堪かたからん、, の給ひ、試みに左の小指をさし出しうつし給へは、苦痛遍身すへかりけれは、圓融三, 貽狐疑於先賢、方致狼籍於後輩者歟、因茲、對三寶披陳此事と書給ふ、これなむ起請, かて御なやみはやみ、本のことくになをらせ給ふて、のちおほしけるは、われ一指の, 厄ヲ拂ハン, 夜叉形ノ御, 角大師護符, ノ由來, 厄ヲ免カル, 影, 寛和元年正月三日, 三〇七

頭注

  • 厄ヲ拂ハン
  • 夜叉形ノ御
  • 角大師護符
  • ノ由來
  • 厄ヲ免カル

  • 寛和元年正月三日

ノンブル

  • 三〇七

注記 (22)

  • 621,680,69,2190御誓願にそ侍る、さいつころにや、雅縁阿闍梨と聞えし者、なにのあたにや、師を亂
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  • 1387,681,68,2184諦を觀して彈指し給ふに、疫神すなはちはちき出され、腰をしおりふしまろひて、や
  • 1007,685,66,2181さらはこの病をはらはんと誓願し給ふて、夜叉の形を現し、鏡に御影をうつして、ち
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