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の春の頃、十禪師の社壇に參籠して、來世の得〓を祈請す、夢中に、御殿の内, は二の翼の如し、然に我に仕へては年久し、今は觀音に歸し奉るへし、我れ, 音の靈驗所あまた候、何の觀音にか歸奉へき、貴僧云、此より西南方三日を, 石崇は、天台座主陽生僧都の弟子也、顯密兼學して□行相竝へり、正暦元年, 無疑、但奉仕師長は成佛の基なり、僧都往生の後に尋行へきなり、同年十月, 廿一日に、僧都往生を遂畢ぬ、同二年春、先日の夢趣を相尋る間、人の云、粉河, 濟度を成し、觀音蓮臺を捧給はすは、汝か出離更に叶へからす、聖人申云、觀, 寺なるへし、彼所こそ生身の觀音の住給所也、又補陀落海の浪御堂の内陣, より、貴僧一人出て云、我身は濟度の主也、觀音は慈悲の本也、我身を觀音と, 過く、一の伽藍あり、吾朝の補陀落山也、彼所に行て觀音に歸し奉らは、往生, 生、圓賀ト獨鈷ヲ鬪ハスコト、永祚元年八月十一日ノ條ニ見ユ、陽生・, 參當寺往生第廿五, に起つといふ、同年の春、此寺へ尋參ぬ、即住寺の思出來て、本堂の東北二町, 弟子石崇ノ事蹟、便宜左ニ附收ス、, 〔伏見宮御記録, 正暦四年閏十月二十一日, 〔伏見宮御記録〕〓〓〓〓〓縁〓う光院辰筆石崇聖人奉山王十禪師勅, 〓崇聖人奉山王十禪師勅, 紀州粉・河寺縁起〓, 元二十六坤後崇光院辰筆, 石崇ノ事, 山王社ニ, 蹟, 來世ノ得, 脱ヲ祈ル, 寺ニ住ス, 夢告ニ依, リテ粉河, 正暦四年閏十月二十一日, 六四
割注
- 紀州粉・河寺縁起〓
- 元二十六坤後崇光院辰筆
頭注
- 石崇ノ事
- 山王社ニ
- 蹟
- 來世ノ得
- 脱ヲ祈ル
- 寺ニ住ス
- 夢告ニ依
- リテ粉河
柱
- 正暦四年閏十月二十一日
ノンブル
- 六四
注記 (30)
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