『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.339

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意なり、尤廣才の所爲なり云々、, あらねは、其意を得て講すへくなむ、, ひ侍らん、此料簡用ひかたし、, 天台の六十卷になそらへ、四諦の法門を思ひよせたりなと、儒佛の家々みつからの, めて、出世の善根を成就すへきとなり、, ひくかたにまかせて、式部か本意にもあらぬ道理におとすめり、尤五十四帖のひろ, おほけれとも、その本意、儒佛の道を明さんとにもあらす、實録にそなへむとにも, 寶物集に妄語戒を説て云、まちかく、紫式部か、虚言を以て源氏物語を作りたる罪に, き中には、をのつから儒佛の道理にもかなひ、漢家・本朝の故事を思ひよせたる事も, にもとつけりといひ、あるは史記・左傳をうつせりといひ、又台家にかたよる人は、, 又云、作者の本意、人をして仁義五常の道に引いれ、終には中道實相の妙理を悟らし, 今按、これも又こと〳〵しき過稱なり、この外ふるき抄物ともに、或は莊子か寓言, の國史なし、此物語を記すに、醍醐の帝よりしるす心は、上の日本紀にしるしつかん, 今按、作り物語にも似合ぬこと〳〵しき見やうなり、是は榮花物語なとの評にや叶, 本意ヲ儒佛, ヲ駁ス, 源氏物語ノ, 語ニ適セズ, ニ傅會スル, 説ハ假作物, ントストノ, 國史ニ繼ガ, 長和五年四月二十九日, 三三九

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  • 本意ヲ儒佛
  • ヲ駁ス
  • 源氏物語ノ
  • 語ニ適セズ
  • ニ傅會スル
  • 説ハ假作物
  • ントストノ
  • 國史ニ繼ガ

  • 長和五年四月二十九日

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  • 三三九

注記 (24)

  • 1754,590,66,813意なり、尤廣才の所爲なり云々、
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