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しき名をもちて、かたしけなくも鎭守府將軍の名をけかせり、これ將軍の, たゝかひの場にいけとりにせられて、みたりかはしく片時のいのちをお, に申て曰、つはものゝ道降人をなたむるは古今の例なり、しかるを武ひら, らすして、後に咎をくひて首をのへてまいるなり、所謂宗任等なり、武衡は, 一人あなかちに頸をきらるゝ事、其心いかゝといふ、よし家、よし光に爪は, によりてかいさゝかのたすけをかうふるへき、しかるをみたりかはしく, 重恩の主となのり申、その心如何、たしかにわきまへ申せとせむ、武衡はか, 申をこなはるゝによりてなり、是すてに功勞をむくふにあらすや、いはん, やなんちらは、其身にいさゝかのこうらうなくしてむほんを事とす、何事, しきをしかけていふやう、降人といふは戰の場をのかれて、人の手にかゝ, うへを地につけて、敢て目をもたけす、なく〳〵たゝ一日のいのちをたま, しむ、かれをは降人といふへしや、君この禮法をしらす、はなはたつたなし, に、義光に目をみあはせて、兵衞殿たすけさせ給へといふ、爰によし光、將軍, ためてなんち傳へたるならん、すみやかにとり出へし、武則えひすのいや, へと云、〓仗大宅光房におほせて、その頸を斬しむ、武衡いて斬んとする時, 武衡助命, ヲ請フ, 武衡ヲ斬, 寛治元年十二月二十六日, 三一四
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- 武衡助命
- ヲ請フ
- 武衡ヲ斬
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- 寛治元年十二月二十六日
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- 三一四
注記 (20)
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