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櫻のもんに、率川の大明神の銘ありと申説も侍にや, もふ、僧都おろ〳〵あひしらへは、當所勝地として、佛の時より、伽藍いまた, む事もなく、法服をきなから、わつかに袈裟はかりをぬきて、燈をかゝけて, の聽衆永超得業、あさ座の後しはらく退下して當座をまつほと、うちやす, 大明神をねんしたてまつる程に、かたわらの帳の中に、神人のけありて、う, の講師の請を給はせけり、, は當代の法將也。ねかはくはをしへをうけ給はりて、其方法をしらむとお, りていふやう、我倶留孫佛のよゝり、魔界におちて、出離の期をしらす、上綱, せぬ、又彼神人難所をはされとおほせられけれは、他所へかへりにけり、垂, 書籍にむかひけり、大明神の拜感せさせ給ける、まことに故ありけりと、隨, へのきぬの袖をふるをときこゆ、さるほとに異僧おとろき、忽然としてう, 喜の思はなはたしくして、歸洛の後、このよしを奏聞しけれは、やかて明年, 同人僧都と申けるころ、洛陽法成寺の僧房にすみ侍けるに、異形の僧きた, 夢さめて大にあやしみて、ひそかに彼の房のうちをうかゝひみれは、大會, ゝ□すなと、さま〳〵のことゝもいひける、おそろしくおほゆれは、春日の, 略ス、, 略ス、, ○繪, ○繪, 師公請ヲ, 依リテ異, 春日明神, 法成寺ニ, 僧ノ難ヲ, ノ神助ニ, 住ム, 維摩會講, 給フ, 衆, 維摩會聽, 免ル, 嘉保二年十二月二十九日, 二五
割注
- 略ス、
- ○繪
頭注
- 師公請ヲ
- 依リテ異
- 春日明神
- 法成寺ニ
- 僧ノ難ヲ
- ノ神助ニ
- 住ム
- 維摩會講
- 給フ
- 衆
- 維摩會聽
- 免ル
柱
- 嘉保二年十二月二十九日
ノンブル
- 二五
注記 (33)
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