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深き御勘當こそ口惜けれ、春日の大明神は渡らせ給はぬにこそ、同し氏子, へきは、八王子權現の本地、千手千眼の御ちかひなり、我法華八講の功徳に, を合せて、我をも同しく具しておはせよやとて、人目をも憚らす御聲を上, ひなき事にてそ有ける、さて八講つとめよとて、日別に供料をあけて、八講, 大殿仰せられけるは、一期のほとををはらす、命を召れぬる上は、是ほと又, と申なから、關白に昇るほとの者をすてさせおはしまして、是程末迄物な, ひて、紫雲にのり、西をさしておはするとて、大殿の御所の上にて、大きなる, 依りて、只今極樂淨土へ參り候、御心安く思召候へ、とほき守りとなり參す, 中の庄をそ寄られける、, へしと、告けしめし給へは、大殿庭上に走出させ給ひて、西へ行紫雲に御手, 聲を以て宣ひけるは、恐れても恐るへきは、七社權現の御風情、頼ても頼む, くせめさせ給ふ事、生々世々口惜く候と、くとき立て泣き給ひけれとも、か, をつとめさず、七日と申けるに、關白殿大はんしやくの下をのかれさせ給, けて、をめきさけひ給へとかひなし、其後彼の八講の爲に、御家領紀伊國田, 〔山王靈驗繪卷〕, ○駿河日枝, 神社所藏, ヲ勤修セ, 中莊ヲ寄, メニ八講, ニ紀伊田, 八講料所, 師通ノ爲, シム, 康和元年六月二十八日, 四〇六
割注
- ○駿河日枝
- 神社所藏
頭注
- ヲ勤修セ
- 中莊ヲ寄
- メニ八講
- ニ紀伊田
- 八講料所
- 師通ノ爲
- シム
柱
- 康和元年六月二十八日
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- 四〇六
注記 (26)
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