Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
る心地するとて、わらはせ給ひしなと、思ひ出されて、つく〳〵と思ひむす, はて御覽せしに、瀧口の本所のさうしなめり、女の聲にて、すいかいのもと, 過にし方、例はさやうにみたれさせ給ふ事もなかりしか、をとゝしも上の, ちかくさし出てみるけはひして、あなゆゝしの雪のたかさや、いかゝせむ, ほるゝも、たゝも御覽ししらす、なのうちへくもやりもちたる物こはせて、, す、それかれをいたさん、わさといたしたるとはなくて、はつれてゐあひた, 皇后宮の御方、つねよりは心ことに、細殿の几帳なとにも、織物の三重の木, は、まかてなんといへは、あなゆゝし、なと物も御覽せてといひあひたり、, みしき大事出來にたりとこそおもひあつかひたれ、雪のめてたさ、さめぬ, 丁に菊を結ひなとして、袖口、きくもみち色々にこほし出されたりしかは、, 給へは、うつくしさに、萬さめぬる心ちす、御返事申なとするにまきれぬれ, 御局に、人々のきぬともの中によしと御覽せんを、上らう下らうともいは, るやうにせよとて、御手つから人たち引すゑて、一のまには出せと仰られ, いていて、出てゆかぬさきにこはせよ、それいへ、それいへとひきむけさせ, する、さをもえとりゆくましきはとよといひしをきかせ給ひて、是きけ、い, 皇后ノ御, 有樣, 天仁元年十一月十九日, 三九二
頭注
- 皇后ノ御
- 有樣
柱
- 天仁元年十一月十九日
ノンブル
- 三九二
注記 (19)
- 1352,611,70,2171る心地するとて、わらはせ給ひしなと、思ひ出されて、つく〳〵と思ひむす
- 1810,609,69,2171はて御覽せしに、瀧口の本所のさうしなめり、女の聲にて、すいかいのもと
- 552,612,62,2168過にし方、例はさやうにみたれさせ給ふ事もなかりしか、をとゝしも上の
- 1695,605,69,2173ちかくさし出てみるけはひして、あなゆゝしの雪のたかさや、いかゝせむ
- 1238,613,67,2181ほるゝも、たゝも御覽ししらす、なのうちへくもやりもちたる物こはせて、
- 323,612,64,2168す、それかれをいたさん、わさといたしたるとはなくて、はつれてゐあひた
- 776,610,67,2170皇后宮の御方、つねよりは心ことに、細殿の几帳なとにも、織物の三重の木
- 890,611,66,2116は、まかてなんといへは、あなゆゝし、なと物も御覽せてといひあひたり、
- 1468,609,67,2170みしき大事出來にたりとこそおもひあつかひたれ、雪のめてたさ、さめぬ
- 665,608,65,2185丁に菊を結ひなとして、袖口、きくもみち色々にこほし出されたりしかは、
- 1004,603,69,2176給へは、うつくしさに、萬さめぬる心ちす、御返事申なとするにまきれぬれ
- 437,611,64,2168御局に、人々のきぬともの中によしと御覽せんを、上らう下らうともいは
- 209,616,64,2162るやうにせよとて、御手つから人たち引すゑて、一のまには出せと仰られ
- 1125,620,65,2161いていて、出てゆかぬさきにこはせよ、それいへ、それいへとひきむけさせ
- 1582,607,65,2171する、さをもえとりゆくましきはとよといひしをきかせ給ひて、是きけ、い
- 819,263,43,164皇后ノ御
- 775,261,40,81有樣
- 1935,697,46,414天仁元年十一月十九日
- 1923,2393,42,109三九二







