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事をられたりたれば、むげの人にておはしけりとて、其後は、むかはずなり, ぎ中將のもとに詣て、その由をかたりて、人にこえられ給ひなば、定め之世, に悦び給て、縁の上によびのぼせて、むかし今の事語られたり、日やう〳〵, 臣有べしと聞へけり、藏人頭にかの中將なるべき仁にあたり給ひたりた, 尼堂を立べき願有之、其間の事を申付たる、出家の身にて口入をん事、す, め法師ににたらんずれば、其願とげて後、相はからふ〓しと答られければ, 暮にければ、西行も歸りぬ、其後つ〓に參りて物語したり、かゝな程に、任大, をのがれ給はんずらんなど申けるを、中將聞て、誠にさこそ有べけれ共、母, るに院は中將成經朝臣をなさんとおぼしめしけり、殿下は又、大藏卿宗頼, しやとて事がらを見せけるに、あへて日來に替る事なかりたれば、又ふみ, 朝臣等、藏人頭に補をられにけり、其朝、西行、弟子を中將のもとへなりて、も, 朝臣を推擧ありければ、兩闕共に叶ふまじげに聞えけるを、西行聞く、いそ, を持て、申候し事はいかにと尋たりけるに、見參の時、委しうは申べきと返, にけり、世をのがれ、身をすてたれ共、こゝあは猶むかしにかはらず、多て分, 西行、こゝあをとりして歸りぬ、任大臣のつゐでに聞えしが〓く、宗頼、成經, すゝめ法, 出家後ノ, 師, 覇氣, 建久元年二月十六日, 四二
頭注
- すゝめ法
- 出家後ノ
- 師
- 覇氣
柱
- 建久元年二月十六日
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- 四二
注記 (21)
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