『大日本史料』 4編 4 建久3年3月~6年8月 p.915

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清并家人等に越中次郎兵衞盛次からめてまいらせよ、相かまへてにかす, に申けれは、我は但馬國氣比權守道廣と云者の許にあり、あなあしこ、人に, たらん、搦めて蒙勸賞はやとそ申ける、盛次かさはかり披露すなと打とけ, らせたらん者は、勸賞を可被行よし鎌倉殿より披露あり、いつくにか隱居, るに、腰刀に帶を卷て、温室の内のなけしにそ置ける、是用心のため也、盛次, す、頓て氣比權守道廣に仰て、からめて參らすへき由、建久五年の比仰られ, にけり、道廣、境節大番にて在京したりけり、吾身は下らす、妹聟朝倉大夫高, 披露すなとそ語ける、鎌倉殿より越中次郎兵衞盛次をからめも討もまゐ, りたりける女の許へそ通ける、或夜、彼女、さても何くにおはするそ、かやう, なとそ申たりける、たやすくも討へくもなかりけれは、温室にて搦むへし, れと申たりければ、男よろこびて、女によく〳〵尋問て、鎌倉殿に此由を申, とて、温室におろして、したゝかもの七八人用意したり、盛次温室におりけ, に昔のよしみを忘れ給はで、情をかけ給へは、露おろそかに思奉らすと懇, てかたりたるに、女のうたてさは、わらはこそ次郎兵衞があり所はしりた, も、越中次郎兵衞盛次にてありと知てけり、盛次忍ひ度々京へ上て、年比知, 冪府令シ, テ盛繼ヲ, 捕ヘシム, 道廣盛綱, ヲ捕フ, 建久六年四月一日, 九一五

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  • 冪府令シ
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  • 道廣盛綱
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  • 九一五

注記 (22)

  • 592,659,72,2200清并家人等に越中次郎兵衞盛次からめてまいらせよ、相かまへてにかす
  • 1524,658,70,2196に申けれは、我は但馬國氣比權守道廣と云者の許にあり、あなあしこ、人に
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