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をとなふ、頃年よりこのかた、病せまりいのちもろくして、黄泉に歸せんこ, 餘廻の星霜ををくり、いよ〳〵もとめいよ〳〵すゝめて、數百万遍の佛號, とちかきにあり、淨土の教跡このときにあたりて滅亡せんとす、これをみ, たりては、聖人嚴禁をくはへ、門徒すてに服鷹す、かれといひこれといひ、な, あらす、後世をおもふひとのほかにたれか習學せんや、念佛弘行に餘教滅, ひと、あに傷嗟せさらんや、むしろ悲泣せさらんや、こゝに小僧壯年のむか, 禁斷せらるへし、またく淨土宗のいたむところにあらす、末學の邪執にい, 盡の條、戲言歟、誑説歟、いまた是非をわきまへす、もしこの沙汰熾盛ならは, をたのむ、罪業おもしといへとも往生をねかふにものうからすして、四十, 妨すと云々、このことしかるへからす、過分の逆類にをきては、實によりて, しの日より、衰暮のいまにいたるまて、自行おろそかなりといへとも本願, 念佛の行にをきて一時に失隱すへし、因果をわきまへ、患苦をかなしまん, んそ佛法の破滅におよはんや、おほよそ、顯密の修學は名利によりて破滅, いはく、念佛もし弘通せられは、諸宗たちまちに滅盡すへし、こゝをもて遏, す、これ人間のさたまれる法なり、淨土の教法にをきては、名にあらす利に, 滅盡スト, セバ諸宗, 念佛弘通, ノ説, 承元元年二月十八日, 五八七
頭注
- 滅盡スト
- セバ諸宗
- 念佛弘通
- ノ説
柱
- 承元元年二月十八日
ノンブル
- 五八七
注記 (21)
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