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えて、歌のれうにも取用られしは、いとめづらなることなり、此うたは判に, ん、さだめてもとにつきてしられたるべし、かゝるけどほきことまでを探, しは、げにも大かたしられぬことなれば、昔小西梁山なるともに語ひしに、, 思ひて、其説どもの殘れるも、とり用うる人尠きにや、もし二條家の傳へな, ろこびて其象を壁に畫き、心にあたりてこれを釘す、女むねをやみて長康, た其世にたくひなかるべし、よみ口のさしもなきからに、あなづらはしう, を、顧字をいはざるからに、入道殿の心づきなかりしにや、其隣女を戀しよ, に告つれば、やがて釘をぬきて愈たりとなん、此比おのれも此書を見しに, 顧〓之と題せる下に出たり、廣記は其比はまだこなたへは來らずやあら, つひに考出てしめされしは、太平廣記に名畫記を引て曰、かつて隣女をよ, のたまへるやうにいひかなへられたりとも聞えねど、其學びの廣きは、ま, なくよむにてたりぬなぞ、かくしも物みることをつとむべきなどいふ人, は晉顧〓之が字にして畫に妙なりき、近くは蒙求世説などにも見えたる, らねば用ずと思ふ人もあらん、あるは歌よみは一筋に唯よむべし、迷ふ道, もあらんかし、歌よみは必物よく見るべしといふにもあらねど、物見ぬを, 承元元年五月二十日, 七〇四
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- 承元元年五月二十日
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- 七〇四
注記 (17)
- 886,678,63,2208えて、歌のれうにも取用られしは、いとめづらなることなり、此うたは判に
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