『大日本史料』 4編 10 承元2年3月~4年12月 p.206

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中〳〵あしかりぬと思食て仰らるゝ旨なかりけれは、月輪殿まてまいり, まりにうれし之て、なかれ侍るよしをそ申ける、誠に後世を恐たるものと, て、くつぬきに候して、縁に手うちかけ、よりかゝりて侍けるか、御談義の聲, に、たゝ念佛たにも申せは往生はするぞと、やす〳〵と仰を蒙り侍れは、あ, と仰られけれは、熊谷の入道とて、武藏國よりまかりのほりたるくせもの, そと、しかり聲に高聲に申けるを、禪定殿下きこしめして、こはなにものそ, のかすかにきこえけれは、此入道申けるは、あはれ穢土程に口おしき所あ, ゝ候か、推參に供をして候と覺候と、上人申給けれは、やさしくたゝめせと, の安心こまかに授給けれは、ふた心なき専修の行者にて、ひさし之上人に, らし、極樂にはかゝる差別はあるましきものを、談義の御聲もきこえばこ, 見えけれは、無智の罪人の念佛申て往生する事、本願の正意なりとて、念佛, り、命をもすてゝそ、後生はたすからんずるとそ、うけ給はらんと存する所, つかへたてまつりけり、或時、上人月輪殿へ參し給けるに、此入道推參して, 御供にまいりけるを、とゝめばやと思食されけれとも、さるくせ者なれは, て、御使を出されてめされけるに、一言の色題にも及はす、やかてめしに隨, 直實ト兼, 者, 二心ナキ, 專修ノ行, 實, 承元二年九月十四日, 二〇六

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  • 直實ト兼
  • 二心ナキ
  • 專修ノ行

  • 承元二年九月十四日

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  • 二〇六

注記 (22)

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