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に心ひかれ侍り、, かりすかす藺田のほそ江のうきぬなはくるしき物をしたの思ひは, にたち侍り、右、戀のさむしろ、さもとおほえて、大江千里か、くもりもは, の歌のうきぬなは、いますこし上手のしわさと覺て、住吉玉津島も、さ, てぬはるの夜と、よみけん事おもひ出られて、いますこしねぬ夜の月, 八番, 紫藤の露の底に崑崙の玉をあらそひて、紅紫二の色淺深辨かたし、右, して歌の姿を兼たり、たとへは、梅林の風前に仙方の雪かとうたかひ、, 左、古歌の心をめつらしくとりなして、誠にいひしりて侍り、心詞艶に, 左、風情めつらしくとりなされたり、題を五文字にすへられたる聊耳, 月, うちをける戀のさむしろいたつらにねぬ夜の月にしく物そなき, ためてゆるし給はん、仍勝とす、, 戀, 左塗師, 左, 塗師, 建保二年雜載, 四二一, 塗師
頭注
- 塗師
柱
- 建保二年雜載
ノンブル
- 四二一
- 塗師
注記 (20)
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