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いかにせんゆくゑもしらぬ玉くしけふたゝひあはぬこのよなりけり, たえはつる名殘やけさの麻の帶思ひとくにも猶そかなしき, 別路は淺ちか末と成にけりいつしかしけき秋のゆふつゆ, 思ひをきて消なん事を歎しに猶さためなき露の身そうき, 廿七日、中將忠嗣朝臣の造〓箱をゝくりつかはすとて、敷のうらにか, けふは又折袖うつる花の色を消にし露の名殘計に, かきりあれはさてもとゝめぬ別路に只こひしさそやるかたもなき, 今はたゝ九の蓮にやとりして六のちまたになかくかへすな, さきたちし俤のみそ有明のつきせぬものはなみた成けり, 八月廿七日の佛事の捧物に、唐綾をもちて、かめをつくりて、前栽の花, 今はたゝにこりにしまぬ玉のをのはちすに結ふ契りともかな, を折てたてゝ一首を結つけゝる、, 九月十五夜、亡者の小手箱を布施にしける中に、よみていれける、, 別れにし其日をけふとかそふれは泪かきあへす夕くれの空, 廿一日、おひぬき侍とて、, 承久元年雜載, 三二五
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- 承久元年雜載
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- 三二五
注記 (17)
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