『大日本史料』 5編 1 承久3年7月~貞応2年5月 p.45

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故郷をわかれちにおふるくすのはの秋はくれとも歸る世もなし, 御ふみ、引あけさせ給ふより、いといみしく御むねもせきあくる心ちすれ, は、やゝためらひて見たまふに、あさましくもかくて月日へにける事、けふ, れぬ御心ちにさまかはりて、めつらしくおほさる、, さき木のはのうかへるとみえてこきくるを、あまのつりふねかと御覽す, たとしへなくなかめしほれさせ給へる夕くれに、おきのかたにいとちい, な、かくなからは、しての山ちもこえやるへうも侍らてなんなと、いとおほ, るほとに、みやこよりの御せうそこなりけり、墨染の御ころも、夜の御ふす, あすともしらぬいのちのうちに、いま一たひいかて見たてまつりてしか, 夏になりて、かやふきの軒はに五月雨のしつくいと所せきも、御らんしな, まなと、みやこの夜さむに思ひやり聞えさせ給ひて、七條院よりまいれる, あやめふくかやか軒はに風すきてしとろにおつるむら雨の露, うらやましなかき日かけの春にあひてしほくむあまも袖やほすらん, たなくおほしみたる、, はつ秋風のたちて、世のなかいとゝ物かなしく露けさまさるに、いはんか, 御消〓, 七條院ノ, 承久三年七月十三日, 四五

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  • 御消〓
  • 七條院ノ

  • 承久三年七月十三日

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  • 四五

注記 (19)

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