『大日本史料』 5編 3 嘉禄元年是歳~安貞元年6月 p.129

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さす候き、其間の子細不審きはまりなく候、實にも令申候分際は、尾籠の事, にて、出離もかくては不可叶候はんには、たゝ散心念佛の行にて候へく候, 都率の僧都覺超の眞如觀と申事にも、眞如を思樣とて候も、別に煩へしと, 止觀弘決等を披見し候にも、三諦圓融の義をしらすは、無始の惡業のそき, を翻つれは、即是八萬四千の諸三昧門なり、無明轉して明となる、氷とけて, なしからんには、なにゝつきてか煩惱もあるへきと、まことに一念を發し, 歟、隆聖房なとか申候しは、すこしも我等か分におもひよるへき事とは申, 水となるか〓くなり、虚妄分別するとき、煩惱も力をは得事なれは、自性む, かたく候歟、自性空の理を心にかけすは、散心念佛はかりもいかゝと覺候, 諸佛の證誠もむなしからす、三諦相即の義も具足して、よく候なんと覺候, きむね分明に候、實相の理を心に思候へき樣如何、たとへは、一々の塵勞門, て、衆生と有縁の佛なれは、阿彌陀をとりわきて念佛せんは、かたかた六方, は見え候はぬは、あまりいふかひなき淺智のあまり、かくのことく存し候, 三部經の中に、雙觀經なとは、佛智不思議智を信せさるものは、往生えかた, 及ところにあらす、しかるをむなしく日月ををくりて、出離の行を決せす、, 嘉祿二年正月十五日, 一二九

  • 嘉祿二年正月十五日

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  • 一二九

注記 (17)

  • 395,645,72,2224さす候き、其間の子細不審きはまりなく候、實にも令申候分際は、尾籠の事
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