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よし、くわしく授られけるとなん、, はしめらるへしとて、翌日拂曉に、小松殿へ參して、辰時より説法をはしめ, りしかは、とりわき冥助をあふかれ、御祈請あらむために、詫摩の法眼澄賀, て、未尅に結願す、その説法の大底は、大師釋尊、なを衆生に同し給ときは、つ, とろきて、醫師をめされ、種々の療方をつくさるといへとも、治術かなはさ, 元久二年八月に、上人瘧病をわつらひ給事ありけり、月輪殿きこしめした, たきうへ、師範の恩を報せんために、參勤すへく候、たゝし早旦に御佛事を, ねに病惱をうけ、療治をもちゐたまふ、いはんや凡夫血肉の身、いかてかそ, さらん所にては、阿彌陀經につきて、四十八願の樣を釋しのへられ候へき, けるは、聖覺も瘧病の事候か、明日はおこり日にて候へとも、貴命のかれか, に、御導師參勤すへきよし仰らるゝに、法印申され, にたほせて、善導和尚の眞影を圖繪せられ、後京極殿その銘をかゝせ給て、, 安居院の法印聖覺, 彌陀經を副供養せらるゝなれは、いかなる所にても、機嫌さまてあしから, 仰られて、法印のもとへ申つかはされけるは、法華經の中には、定まりて、阿, の愁なからん、しかれとも、淺智愚鈍の衆生は、このことわりをしらす、さた, 繪アリ、略ス、, ○コノ次ニ, 僧都, 于時, 説法ノ要, 空ノ瘧病, 兼實ノ請, ニ依リ源, ヲ治ス, 旨, 嘉禎元年三月五日, 八八〇
割注
- 繪アリ、略ス、
- ○コノ次ニ
- 僧都
- 于時
頭注
- 説法ノ要
- 空ノ瘧病
- 兼實ノ請
- ニ依リ源
- ヲ治ス
- 旨
柱
- 嘉禎元年三月五日
ノンブル
- 八八〇
注記 (28)
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