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ひとすちのにほひ、數日きえさりけり、, らす、勢觀房、まのあたりこの不思議を感見せられけるゆへに、上人遷化の, 行状は、たゝ隱遁をこのみ自行を本とす、をのつから法談なとはしめられ, も發得せられて侍れは、權化のよしをあらはしたまはん事、おとろくにた, の奇特おほく侍けり、この上人はいますこし宿老にて、行徳もたけ、三昧を, 後は、社壇ちかく居をしめて、つねに參詣をなんせられける、勢觀房一期の, められなとそしける、生年五十六、暦仁元年十二月十二日、頭北面西にして、, の貴女たれ人にか侍らんとたつね申されけれは、あれこそ韋提希夫人よ, ても、所化五六人よりおほくなれは、魔縁きをひなん、こと〳〵しとて、とゝ, ぬ程におほゆるかたも侍れとも、ちかく解〓上人、明惠上人なとも、かやう, 賀茂の邊におはしますなりと仰られけり、この事末代には、まことしから, 念佛二百餘遍、最後には陀佛の二字はかりきこえて、息絶給にけり、功徳院, の廊にてをはり給ふに、佛前より異香薫して、臨終所にいたる、その, つやうに見えすなりにけり、あやしき事かきりなし、かへりて、上人に、客人, 〔華頂要略〕, 法樂寺知恩院, 社第一法樂寺知恩院, 八十三, 宮堂也, 略ス、, 附屬諸寺社第, 賀茂神, ○繪, 臨終, 本トス, 功徳院ニ, 寂ス, 隱遁ヲ好, ミ自行ヲ, 暦仁元年十二月十二日, 法樂寺知恩院, 九一
割注
- 八十三
- 宮堂也
- 略ス、
- 附屬諸寺社第
- 賀茂神
- ○繪
頭注
- 臨終
- 本トス
- 功徳院ニ
- 寂ス
- 隱遁ヲ好
- ミ自行ヲ
柱
- 暦仁元年十二月十二日
- 法樂寺知恩院
ノンブル
- 九一
注記 (32)
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