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なとやうの物を、おそろしけによめらむは、何の詮か侍らんさてもこの十, る事侍へからす、無正躰歌讀いたして、〓人の難をたにおひぬれは、退屈の, 因縁ともなり、道の〓廢とも又なり侍へきにこそ、されは或は難をおひは, 此道をたしなむ人は、かりそめにも執する心なくて、なをさりによみすつ, のさかゐかゆゝしき大事にて侍る、猶〳〵よく〳〵斟酌あるへきにこそ、, 姿の心得られぬは、こゝろなきよりはうたてゝみくるしき事にて侍る、こ, はよろしき歌と申候は、歌〓に心のふかきのみそ申ためる、あまりに又ふ, 々心をすまして、その一境に入ふしてこそ、稀にもよまるゝ事は侍れ、され, もひえかたう候、とさまかうさまにては、つや〳〵つゝけらるへからす、能, にて侍るうへ、先哲のくれ〳〵書をける物にも、やさしく物あはれによむ, れは、優にきゝなさるゝたくひそ侍る、それに、もとよりやさしき花よ月よ, 躰の中に、いつれも有心躰にすきて、本意と存する姿は侍らす、きはめてお, へき事こそみえ侍るめる、けにいかにおそろしき物なれとも、歌によみつ, かく心をいれんとて、ねちすくせは、いりほかの入くり歌とて、堅固ならぬ, てゝ、おもひ死にまかりしたくひも聞え侍、或秀歌をまろなからとられて, いりほが, の入くり, 歌, 仁治二年八月二十日, 七三六
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- いりほが
- の入くり
- 歌
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- 仁治二年八月二十日
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- 七三六
注記 (20)
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