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佛のとき給へるあまたの御法も、衆生機にあたへ給へるとかや、それにす, まへかねて、たゝわかよむやうをまなへとのみをしうる事、無下の道しら, て、あらぬかたにおもむくをつゝしむへき事とそおほえ侍る、今の世にも, かたをならへて、たかひに達者のおもひをなしたる輩も、多分此趣をわき, と、えさらむ人にをしへ候はん〓、返々道の魔障にて候へし、その人のよめ, 其躰侍るへし、或は幽玄の躰をうけたらむ人に、鬼拉の樣をよめとをしへ、, ぬにて侍へし、もしわれにこえて、物をもたかく案し、すくれたる姿を天骨, こしもたかふへからす、我このむやううけたる姿なれはとて、此躰をよめ, 又長高樣をえたる輩に、濃躰をよめとをしへむ事は、何かよかるへき、たゝ, し十躰をは、人の趣をみて、さつくへきにて候、器量も器ならぬも、うけたる, らむ歌を、能々みしたゝめて後に、風躰をさつくへきにて候、いつれの躰を, よまんにも、なをたゝしき事はわたりて心にかくへきにこそ、されはとて、, とよむ人のあらむに、かやうに提撕せは、なにかよろしく侍るへき、俊頼朝, 正位によみすへて、さて餘の躰をよまむは、くるしく候まし、たゝ正路を忘, 又其一躰に入ふして、餘躰をすてよとには候はす、得たる躰を地盤として、, ノ趣ヲ見, ルヲ愼ム, テ授クベ, 十體ハ人, 正路ヲ忘, ベシ, 仁治二年八月二十日, 七四四
頭注
- ノ趣ヲ見
- ルヲ愼ム
- テ授クベ
- 十體ハ人
- 正路ヲ忘
- ベシ
柱
- 仁治二年八月二十日
ノンブル
- 七四四
注記 (23)
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