『大日本史料』 5編 14 仁治3年正月~同年7月 p.414

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いへは、只欲を本とせり、此欲心一切に變して、萬般の〓となる也、是天下の大病にあら, 欲知足ならは、天下やすく治るへし、天下の人の欲心深訴來らは、我欲心のなをらぬゆ, 室言出、善則千里外皆應之と云々、此善といふも無欲也、只大守一人、實に無欲に成す, 守へしといへとも、人々此無欲にならすは、天下治かたし、如何して此無欲の心を人毎に, 治るへしと云々、泰時申云、此條尤肝要にて侯、但我身計は、心の及候はん程は此旨を堅, まし給はゝ、其徳にいふせられ、其用に恥て、國家の萬民自然に欲心うすく成へく、小, へそと知て、我方に心をかへして、我身を恥しめ給へし、彼を咎に行給へからす、縱は, すや、是を療せんと思ひ給はゝ、先此欲心をうしなひたまへ、天下をのつから勞せすして, 持する謀候へきと云々、上人答たまはく、其段はやすかるへし、只大守一人の心による, を不知故に、倍病惱重て不愈かことし、されは世のみたるゝ根源は、何よりおこるそと, 我身のゆかみたる影の、水にうつりたるをみて、我身をは正しくなさすして、影のゆか, へし、古人曰、未有其身正影曲其政正國亂と云々、此正といふは無欲也、又云、君子居其, し、先彼か願に隨て、猥に藥を與ふるかことし、忠をつくして療すれ共、病の發たる根源, みたるを嗔て、影を咎に行はんとせむかことし、心ある人のそはにて見て、をこかまし, は恨つきすして、しつまり治へからす、これ妄醫寒熱を不辨して、一旦苦痛の有所を灸, 仁治三年六月十五日, 四一四

  • 仁治三年六月十五日

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  • 四一四

注記 (17)

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