『大日本史料』 1編 14 天禄 3年 7月~天延2年3月 p.103

Loading…

要素

割注ノンブル

OCR テキスト

大惡人、臨終に一念唱へたるはかりにて、佛に成事誠しからす如何、答て云、五逆十, 觀音の靈像忽ち光りを放ち、上人にまみへたまひける、, 佛になる、譬へは四百四病の病あれは、醫師あわせたる藥をあたへて、これを治る、, 惡の罪人には、佛の名號をあたへて唱れは罪ほろふ、名號の義理はしらねとも唱れは, はれす、されは六塵の六欲は佛に成てのかるゝはかりなり、六欲は三惡道の種なるを、, 人、七日七夜臂上に香を焚て動す眠す念佛を唱へ、大悲の眞身を見んと願ひ給へは、, 阿波の州の海中に一ツの嶋あり、湯嶋といふ、此所は觀自在感應の地なり、爰にて上, 或人云、兼而念佛の功徳を聞、信心決定して名號を唱へは、佛の護念有へし、重罪の, りかたく思ひ候といひけれは、上人云、眼耳鼻舌身意の六ツは人毎に生れ付てあれは、, するなりとそ、, 念々に名號を唱へぬれは、萬のつみとか消て濁りしまぬ蓮華の如くにて、極樂に往生, れつきの惡念のみ起り、至誠心は稀にもなき身にて候へは、念佛申候とも、佛にはな, 目に見る欲耳に聞よくなと、人なみ家並になくて叶はす、目口鼻なきものは人とはい, 或人問云、三心具足したる念佛者は、かならす極樂に往生すると經文に候へとも、牛, 宮内卿筆, 略ス、, ○繪, 天祿三年九月十一日, 一〇三

割注

  • 略ス、
  • ○繪

  • 天祿三年九月十一日

ノンブル

  • 一〇三

注記 (19)

  • 521,570,72,2182大惡人、臨終に一念唱へたるはかりにて、佛に成事誠しからす如何、答て云、五逆十
  • 766,571,65,1405觀音の靈像忽ち光りを放ち、上人にまみへたまひける、
  • 273,577,71,2147佛になる、譬へは四百四病の病あれは、醫師あわせたる藥をあたへて、これを治る、
  • 396,568,70,2182惡の罪人には、佛の名號をあたへて唱れは罪ほろふ、名號の義理はしらねとも唱れは
  • 1388,574,67,2196はれす、されは六塵の六欲は佛に成てのかるゝはかりなり、六欲は三惡道の種なるを、
  • 891,574,69,2142人、七日七夜臂上に香を焚て動す眠す念佛を唱へ、大悲の眞身を見んと願ひ給へは、
  • 1016,569,68,2178阿波の州の海中に一ツの嶋あり、湯嶋といふ、此所は觀自在感應の地なり、爰にて上
  • 645,571,73,2176或人云、兼而念佛の功徳を聞、信心決定して名號を唱へは、佛の護念有へし、重罪の
  • 1636,569,64,2193りかたく思ひ候といひけれは、上人云、眼耳鼻舌身意の六ツは人毎に生れ付てあれは、
  • 1141,567,52,363するなりとそ、
  • 1265,567,69,2180念々に名號を唱へぬれは、萬のつみとか消て濁りしまぬ蓮華の如くにて、極樂に往生
  • 1759,570,64,2174れつきの惡念のみ起り、至誠心は稀にもなき身にて候へは、念佛申候とも、佛にはな
  • 1511,565,65,2178目に見る欲耳に聞よくなと、人なみ家並になくて叶はす、目口鼻なきものは人とはい
  • 1889,568,66,2169或人問云、三心具足したる念佛者は、かならす極樂に往生すると經文に候へとも、牛
  • 1950,564,40,169宮内卿筆
  • 766,2010,39,97略ス、
  • 808,2011,41,78○繪
  • 163,647,45,385天祿三年九月十一日
  • 180,2428,42,106一〇三

類似アイテム