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る人、戒をたもてる人なとの申念佛は、わろしとにはあらす、よく〳〵この分別を、, するなり、なかなかに心をそへす、申せは生と信して、ほれ〳〵と南無阿彌陀佛とゝ, るにつけて、かの入道、善惠房にたつね申ける状云、念佛往生の間事、彌陀の本願に, かるに文暦の比、關東の念佛者の中に、善惠房の義とて、心えぬ事ともを、披露しけ, れとも、前念の名號に、諸佛の滿足を攝する故に、心水泥濁にそます、無上功徳を生, なふるか、本願の念佛にてはあるなり、これを白木の念佛とはいふなりとその給ける、, る念佛は、いと煩惱にかはるへしともおほえぬうへ、定散の色とり、一もなき稱名な, も愚者も、申せは皆往生する行なるを、自力根生の人は、定散の色とりを指南として、, をすてゝ、他力門にむかへとなり、されはとて、大乘のさとりある人、ふかき領解あ, 採色なき念佛をは、往生せぬいたつらものそと思へる事、しかるへからす、自力根性, 念佛の行は、機の淨穢をいはす、罪の輕重によらす、貴もいやしきも、智者, 津の戸三郎入道尊願、不審なる事をは、上人往生の後は、善惠房にたつね申けり、し, わきまふへきものなり、, ○繪, 略ス、, 已上、見干, 門弟記録, 略ス、, ○繪, 人間悉皆往, 空ニ無智ノ, 者ノ往生ノ, 津戸爲守證, 念佛ノ行ハ, 生ノ行ナリ, 可否ヲ問フ, 寶治元年十一月二十六日, 二〇九
割注
- 已上、見干
- 門弟記録
- 略ス、
- ○繪
頭注
- 人間悉皆往
- 空ニ無智ノ
- 者ノ往生ノ
- 津戸爲守證
- 念佛ノ行ハ
- 生ノ行ナリ
- 可否ヲ問フ
柱
- 寶治元年十一月二十六日
ノンブル
- 二〇九
注記 (28)
- 915,691,62,2133る人、戒をたもてる人なとの申念佛は、わろしとにはあらす、よく〳〵この分別を、
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